京都ロータリークラブ

京都ロータリークラブ

会長挨拶

2023-24Takeda

2023-24年度
京都ロータリークラブ

武田 隆久 会長

 

心身ともに健やかに

会 長 武田 隆久

 

スコットランドのゴードンR. マッキナリー国際ロータリー会長の2023-24年度テーマは「世界に希望を生み出そう」となりました。

ウクライナをはじめとした世界各地で続いている紛争で影響を受けている人々を助け、世界が立ち直れるように希望を取り戻すことが、ロータリーがもたらす変化であると言われています。また、継続することも重要であり、ポリオ根絶への取り組みにも力を入れていくといわれています。さらに、コロナ禍でメンタルヘルスに問題を抱える人が増える中、ロータリーの会員が奉仕を通じて希望を与えるべきだと述べています。

国際ロータリー第2650地区2023-24年度 中野博美ガバナーの地区スロー ガンは、「個性、基本、求心力」とされました。魅力ある個性を磨き、ロータリーの基本である奉仕と親睦を実行し、「個性」と「基本」を高めて求心力を向上しようと提言されています。

地区運営方針は、以前、国際ロータリーが提唱していた「Humanity、Health、Hunger」の三つのHを掲げられました。戦争や災害に対して真摯に向き合う姿勢としての人間性の尊重(Humanity)、人の健康を害する多くのものの内、社会の発展のための感染症対策(Health)、そして飢餓追放(Hunger)。

これらの方針を受けて、今年度の京都ロータリークラブのテーマは、「心身ともに健やかに」と致しました。ロータリー活動を通して、多くの人々に平和と希望を与えるためには、ロータリアン自身が心身ともに健康でなくては できません。

長引くコロナ禍で、感染して後遺症に悩む人や家族・仲の良い友人を失って  精神的に不調をきたしている方の話もよく耳にします。一方で、コロナばかりに目が行って、その他の病気に対する予防や診断、治療がなおざりになっていることも現実にあります。そのような状況下で、心身ともに健康であることを維持するのは難しいのですが、無病息災という言葉が一病息災や多病息災に代わってきたように、うまく病気をコントロールしながら心の健康を保つことは可能です。勿論、体の健康については日ごろから生活習慣に気を付けて、健康増進に取り 組んでもらいたいと思っています。

「心の健康」についてはR.I.会長のテーマで「メンタルヘルス」の重要性と支援の必要性として強調されています。これに対する取り組みは、ロータリーの「四つのテスト」を実践していくことで醸成されていくのではないかと思って おります。

ロータリーソングの「我等の生業」は、一業種一人制(現在では記述削除されました)のロータリアンがクラブを結成し、平和親睦の目的に向かって、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕の四大奉仕部門(当時)を通じて努力するという内容です。まさに、R.I.方針「平和への奉仕」に沿ったもので、この精神で今年度のロータリー活動を構築したいと考えております。

最後に、今年度 京都ロータリークラブはR.I.第2650地区に中野博美ガバナーを輩出しております。中野ガバナーが地区で存分に実力を発揮され、活躍されるために京都ロータリークラブとしてもクラブを上げてバックアップする所存ですので、皆様にはクラブでの活動に加え、更なるご協力の程お願いいたします。