桜井ロータリークラブ

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卓話 ~内田リカコ会員~ (7月19日)

今回はアトランタ国際大会参加について報告させていただきます。6月8日(木)伊丹空港から成田を経てニューヨークへと向かいました。ニューヨークで2泊した後、国際大会に参加するためのアトランタで2泊、5日目の夜、ワシントンに移動して2泊の計6泊8日の旅程で行って参りました。
最初の訪問地ニューヨークでは1日観光。グランドゼロ、ウォール街、国連本部の前でも記念写真を撮り、フェリーから自由の女神像も見ました。ジョン・レノンが暗殺されたダコタ・ハウス、「IMAGINE」の碑(ヨーコ・オノ寄贈)でも記念撮影。翌日はメトロポリタン美術館を見学し、ランチは噂のトランプ・タワーの地下のカフェで食べました。どの一瞬を切り取ってもアメリカという国の勢いとスケールの大きさを感じました。そして、夜のタイムズスクゥェアを歩いた時は、「こんな夜遅い時間にいったいどれだけの人々がそこに集っているのか?」本当に信じられないような光景で熱気とエネルギーを感じた瞬間でした。
3日目にアトランタへ移動しましたが、夕食のレストランがどこもロータリアンでいっぱいで入れなくて、結局、ホテルの前のコンビニでサンドイッチや飲み物を買って植村次期幹事の部屋に集まって食べるということになってしまいました。この街にいったいどれだけのロータリアンがいるのだろう?と思っておりましたが、翌日のオープニングセッションで一回のセッションに約22,000人とのことでその数に圧倒されました。
翌日は、午前中はレジストレーション(登録確認をして名札を受け取る)をして「友愛の家」を見て回りました。福井の地区大会にご参加いただいた会員はご記憶に新しいかと存じますが、大会会議場の後ろの部分で各国のロータリアンがお店を展示しておりました。とても回りきれないくらいの多数の展示がありました。レジストレーションの会場でご一緒だったバングラディシュのロータリアンと名刺交換をして写真を撮ったり、昼食会場で隣り合わせたフィリピンのロータリアンの女性と言葉を交わしたりと、国際大会ならではの雰囲気を味わいました。そして、午後にはRI が桜井ロータリーの参加者に指定した、第2回目のオープニングセッションに参加しました。
ジョン・ジャーム会長の挨拶につづいての各国国旗の入場は壮観でした。国旗が入場したときにはその国から来たロータリアンたちが立ち上がって手を振ります。日の丸が入場したときにはこんなにもたくさんのロータリアンが日本から来ているのだと本当に驚きました。
今回は「ロータリー財団100周年を祝おう」ということで、財団がポリオ撲滅運動に特に力を入れてきたことのアピールが相次ぎました。ポリオで足が不自由になったインド人の女性が装具を付けて登壇し、ワクチンの重要性を熱く訴えていました。「私の母はポリオのワクチンの存在すら知らなかった。ロータリー財団の力でポリオ発症数は激減しているが、全ての子どもたちにワクチンが行きわたるようお願いしたい。」とのことでした。夜は、国際ロータリー2650地区主催の親睦夕食会に参加しました。刀根ガバナーご夫妻と記念写真を撮ったり、西峯エレクトは田中ガバナーエレクトと親しくお話しされていたりとアメリカまで来たからこその機会もございました。私のテーブルにはやまと西和RCのみなさまがご夫婦連れで来られており、次年度以降、桜井ロータリーでも家族を連れての参加というのも考えてみてもよいのかなと思いました。
翌日は、朝食に向かうエレベーターの中で話をしたテキサス州から参加のロータリアンご夫妻から「今日、9:45から12:00の大会本会議のセッションでビル・ゲイツがスピーチするよ」と教えられ、急遽、観光予定を午後からにして、再度大会会場に向かいました。私はてっきりビル・ゲイツのスピーチは大会本部から参加割り当てのあったオープニングセッションであるものとばかり思っていたものの、昨日はなかったなと思っていたところでしたから、いい情報を得たと思い皆さんとともに会場へ急ぎました。タクシーを拾おうとしていたら、大会本部運航のシャトルバスが、他のルートのバスであるのにもかかわらず、私たちの首から下げているネームプレートを見て「乗って」と合図してくれて、乗せていただき、ラッキーでした。
一見、普通のおじさんですが、その誠実さ、謙虚さ、高潔さを感じさせる風貌で、非常に好感度の高い方でした。「三十数年前、ロータリーがポリオ撲滅に向けて活動し始めたころには年間35万件もの症例があった。2007年、ビル・ゲイツ財団がロータリー財団とともに活動するようになったころには年間1,700件を超えるくらいのところにまではなっていた。しかし、それをゼロにするのには、それまで以上のお金がかかる。なぜならば、最後に残った発症例のある国々は、戦争があったり、大変な奥地であったりで、ワクチンがあっても届けるのが困難な地域であったからだ。ロータリアンはそのような地域にまでワクチンを届けるために、自らワクチンの接種に赴くなど、危険な地域にまでワクチンが届くように努力を惜しまなかった。ロータリアンの勇気と尽力を讃えたい。」私たち一人一人の財団への寄付はわずかでも、世界中のロータリアンが力を合わせれば大きな力となりうるのだと感じ、自分がロータリアンであることに誇らしく思った瞬間でもありました。
次の日にはワシントンへ移動し、ホワイトハウス、メモリアルの塔、映画の「ナイト・ミュージアム」の舞台となった、スミソニアン博物館の「自然史博物館」を見学、最後の夜は北口幹事の部屋に集まり、例によって、近くのスーパーで買った食材と飲み物で反省会をしました。今年度の会長・幹事、次年度の会長・幹事、ともに旅をした仲間で心からの会話をする機会でもあり、大変有意義な旅の締めくくりになりました。
以上、アトランタ国際大会の報告でしたが、次年度以降、お一人でも多くの方々のご参加をお願いします。行ってみなければわからない、素晴らしい体験の連続であったことをご報告の結びとさせていただきます。