ニチコン㈱会長 武田一平氏、スケーター㈱会長 鴻池良一氏
二人のロータリアンが「職業奉仕の実践」をテーマに講演
2019-20年度職業奉仕講演会を2月24日(月・振休)午後、京都テルサホールにて開催しました。今回は、テーマを「私と“職業奉仕”~“奉仕の理念” 私の実践~」とし、ロータリアン個人による職業奉仕の実践にスポットを当て、当地区内で活躍されるロータリアンお二人からご講演を頂きました。
講師にお迎えしたのは、生駒RC会長でスケーター㈱代表取締役会長の鴻池良一氏です。同社は、さまざまな家庭日用品を企画・製造・販売するファブレスメーカーで、奈良で最も注目されている中堅企業のひとつです。
もうお一人は、京都南RC会員でニチコン㈱代表取締役兼CEOの武田一平氏です。同社は京都を代表するグローバル企業のひとつで、コンデンサの製造に始まり現在は太陽光発電と組み合わせた家庭用蓄電システム等も手がけておられます。
両者とも創業者ではありませんが、その実績からすると起業家と云っても過言ではありません。職業倫理ばかりではなく、職業奉仕を「奉仕の理念」を自分の職業に於いて実践することと考えれば、世の中の人々や社会の課題解決に繋がるモノやサービスを創造し提供することも同じように重要であり、お二人の実践はまさにこのことをあらためて私たちに気付かせてくれるものであると言えます。また、鴻池氏と武田氏の共通点として、夢は必ず実現する─成功するまで諦めない(柔軟かつ弛まず努力し続ける)、ということもたいへん印象的でした
講演会の後半は、佐竹ガバナーも交えて座談会が行われました。前半の講演内容の深掘りを行うと共に、現代の職業奉仕が目指すべき価値の一つとしてSDGsについても言及されました。
今回の講演会には、当日を含め合わせて573名のご登録を頂きました。公私にたいへんご多用の中、ご登録・ご参加を頂きました皆さまに御礼申し上げます。