2017年12月3日(日)13時30分より福井県坂井市三国町おいて第4回の地区社会奉仕委員会を開催しました。
主な内容は福井県の三国ローターリークラブ様が取り組んでおられる社会奉仕活動の視察研修でありました。
具体的には、自死問題を取り上げ作家の志茂田景樹氏を迎えて行われた公開講座「認環塾」や、地元「NPO法人 心に響く文集・編集局」の活動の視察研修であります。
福井県三国町にあります東尋坊は波の浸食によって荒々しくカットされた断崖絶壁が続く奇勝地で福井県を代表する観光名所であることは言うまでもありません。しかし、一方で大変悲しい事ではありますが、例年自殺される方が多い事でも知られているようです。
そのような中で三国ロータリークラブの皆様は数年前より「認環塾」という講座を立ち上げられました。これは自殺を考えている人たちを擁している周りの人に、支援の方法について学ぶ事を目的とするものです。塾開校セレモニーでは作家の志茂田景樹さんを講師にお迎えし「みんな生きたいんや」と題して講座が開催されました。
また、当日は東尋坊において長年に渡り自殺防止活動にご尽力されておられる「NPO法人 心に響く文集・編集局」の理事長であります茂幸雄様からDVDを交えて事業の取り組みについてご紹介をいただきました。茂様は過去に約600名近くの方々の命を救ってこられた方で、その取り組みは日本のメディアのみならず、海外の映画にも取り上げられるほど有名な取り組みであります。お話の後参加者全員で東尋坊をご案内いただき様々なエピソードをお聞かせ下さいました。
そして、現地視察を終えた後に、会場を市内の「たけ庄」に移し第4回の委員会を開催させていただきました。内容としましては、先日に実施させていただいたアンケートをもとに来年度に開催予定の「第二回委員長会議」を中心に話し合いを行いました。
最後になりましたが、三国ロータリークラブの皆様、NPO法人 心に響く文集・編集局の皆様に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
北野委員長の挨拶
三国ロータリークラブの安田直前会長よりご挨拶の事業の取り組みについてお話を賜りました。
NPO法人 心に響く文集・編集局の茂幸雄様から過去の事例や取り組みを聞かせていただきました。
東尋坊にて
様々な思い出を話される茂様
参加者一同 皆様ありがとうございました。