2024年5月10日金曜日〜12日日曜日にかけて、京都の花園会館で2泊3日のRYLAを開催いたしました。我が地区のRYLAは2泊3日のセミナーが基本で、今年で3年目の京都開催となりました。京都開催でのテーマは、「人は人のために」といたしました。今の自分があるのは、支えて頂いた皆さんのお陰、今がある事、今の立場に感謝し、これからは後輩やまわりの人のため、地域のためになるような人生を歩んでもらいたいと思い、このテーマにいたしました。
初日の午前11時から、尾賀パストガバナ-をはじめ、三好幹事長、多くの地区役員の方、カウンセラーのロータリアンにもご出席賜り56名の受講生の緊張した表情の中、開講式が始まりました。受講生の皆さんは、各クラブ様からある程度の説明は聞いて来ておられるとは思いますが、「何で私が?」「何の集まり?」と、初対面の人たちばかりの集まりに、不安要素いっぱいの中、かなりの緊張感でのスタートとなりました。
その後、吉川青少年奉仕委員より「ロータリーとは、ロータリーの活動」についてと、青少年奉仕活動の大切さをお話しして頂きました。各班長を決めるのに手間取った班もありましたが、昼食時間とともに少しずつ緊張感がほぐれているように見えました。
第一講は、株式会社ヴォイスコレクション代表取締役 菊岡かつら先生の「声のチカラ・言葉のチカラ」をテーマに、第二講は京都外国語大学教授 ジェフ・バーグランド先生の「世界から見たNIPPON、日本から見た世界」と題してのご講演を頂きました。夕食後は、各講演についてそれぞれの思いや受け止め方など最終日の発表に向け、各班とも夜遅くまで班ミーティングがおこなわれていました。
2日目は、早朝よりラジオ体操、妙心寺での座禅体験、朝食のあと、第三講からは、馬場パストガバナーにもご参加をいただき、日本人初の女子プロラクロス選手 山田幸代先生の「チャレンジこそ人生〜道なき道を切り開いて〜」と題してご講演を頂きました。
素晴らしいお天気にも恵まれた中、バスにて亀岡へ移動し、保津川下り体験、大河内山荘の素晴らしい庭園の見学、小倉山竹林の散策など、班行動でみんなと友好を深める事が出来た楽しいエクスカーションとなりました。
花園会館へ帰り、第四講は、RYLA学友でもあり、株式会社WALLESS代表取締役 山内喜代美先生の「RYLAから学んだリーダーシップ〜すべては夢を描くことから始まった〜」と題したテーマで、24年前にRYLAを受講して今の自分があると、RYLA受講生に非常にインパクトのある講演をして頂きました。
ローターアクトや、地区学友会「ロータリーフェローズ2650」の説明の後、夕食をいただき、最後の班ミーティング、最終日の班発表に向けてみんな色んな意見を出し合う充実した会議をしてくれていました。
最終日も朝からラジオ体操、朝食を済ませ、各班が2日間のプログラム、講話について、それぞれの捉え方や考え方、今後の自分たちがどう活かしていくかなど、各班とも個性にあふれた発表会のあと、三日間の感想文を提出いただきました。最終日の閉講式には、日曜日の早朝にも関わらず、中野ガバナー、小﨑ガバナーノミニー、三好幹事長にもご出席頂き、中野ガバナーより、代表受講生の宮下君に、修了証、学友バッジの授与をして頂きました。また、今年度青少年担当諮問委員でもある、尾賀パストガバナーには、今までに例を見ない、二泊三日全てのプログラムにご同行頂きました。開会のご挨拶、ご講評までお願いいたしまして、本当にありがとうございました。委員会一同、感謝の念に堪えません。
その後、昼食、記念撮影にて全てのプログラムが終了となり、ほとんどの受講生がお礼と最高の笑顔で帰って行ってくれました。
私がコロナ禍の中、委員長を拝命して4年、大きな問題もなく、京都でのRYLAを3年間無事に終える事が出来ました。伴戸副委員長を始め、3年間無力な私を支えて下さいました委員会の皆様、今年お手伝い頂きました次年度の委員の皆様に心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。次年度は奈良県での開催となりますが、青少年奉仕活動をできる事に感謝し、辻本委員長、竹山、諸、両副委員長を盛り上げていきたいと思います。
中野ガバナー、尾賀パストガバナーはじめ、花園会館のスタッフの皆様、ご参加頂きました全ての皆々様、本当にありがとうございました。
地区青少年育成委員会
委員長 田中 雅弘
以下事業報告をPDFでご覧ください。
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