2024年6月にカリフォルニア大学サンディエゴ校（University of California San Diego: UCSD）の公衆衛生大学院（Master of Public Health: MPH）を卒業しました。修士論文では、COVID-19ワクチンと膠原病を合併する妊娠患者に関する大規模コホートデータの研究に携わりました。また、UCSDの膠原病科では、PET-CTを用いた脂肪の炎症と痛風患者の腎機能障害に関する研究に従事しました。これらの研究においては、MPHプログラムで学んだ疫学および生物統計学の知識を活かして解析を行い、アメリカリウマチ学会2024年で全世界のリウマチ専門医と新たな知見を共有する予定です。さらに、帰国前にMPHで学んだことを受入ロータリークラブの定例会でスピーチする機会を頂きました。

この2年間のアメリカ留学は、私と家族にとってかけがえのない時間となりました。指導してくださった教授、友人、現地ロータリークラブのメンバーとの出会いは、私にとってかけがえのない財産です。今後はこれらの知識と経験をいかし、「疾病の予防・治療」の分野で日本から世界へ貢献していきたいです。