持続可能な地域社会づくりの一環として、福知山RCと福知山公立大学（地域経済学部）との連携事業で「新世代のための会議」を6年間実施して参りました。今年度は更なる連携発展の為、ロータリー財団補助金を活用させていただき、学生と会員が地域社会の未来への希望を語り合える交流スペースの場また、24時間使用可能な勉強スペース、学生同士の交流の場として2023年11月2日に福知山公立大学4号館4階に新たな什器を寄贈させていただきました。

2023年11月9日に実施した「新世代のための会議」では、会員20名（クラブ約半数名）、学生17名の総勢37名での会議となりました。

会議のテーマは「希望あふれる福知山のために必要なこと」とし、６グループに分かれワールドカフェ方式で会議を行い、会員と学生間で活発な意見交換を行いました。

会議終了後、学生からは「福知山市の課題と良いところについて考える機会になりました」や「経営者の方と意見交換をさせていただけるのは、とても貴重な経験だったので勉強になって良かったです」、「ロータリークラブの方々との意見交換は視点の違うものでおもしろかった」、「会議中にで出た、学生でお米を作って食費を浮かせるお米プロジェクトが実行できると良いと思った」、「学生の意見を市に届けられる機会があれば嬉しい」等の感想をいただき、会員・学生共に持続可能な地域社会づくりに向けた積極的な話し合いと交流が叶いました。

また、2024年6月13日には寄贈した交流スペースにて「学生意見交換会」を実施し、学生達が考えているプロジェクトについて意見交換を行いました。

今後も、福知山公立大学との連携を強化・継続することにより、持続可能な地域社会づくりと、ロータリークラブという団体やその奉仕事業を認知してもうらうことにより、ロータリークラブの広報、将来のロータリアンの増強にも寄与できることを願っております。