- プロジェクト名
- 会員増強
- 実施期間
- 2023年07月01日〜2024年06月30日
- 実施場所
- 福井県下
- 応募部門/事業
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個性、基本、求心力部門
- 「より大きなインパクト」を与えた事業
- 「参加者の基盤を広げた」事業
- 「参加者の積極的なかかわりを促した」事業
- 「適応力を高めた」事業
『14名もの新会員が入会してくれた理由 ~クラブみんなのちからで~ 』
福井北ロータリークラブ 2023-24年度 会員増強委員長 竹山良三
「どうやったら新規入会者を獲得できるのか?」ロータリークラブが抱えている大きな課題の一つです。会員減少と会員の高齢化。進めばこれまで継続してきた事業に大きな影響を与えます。
今年1年で14名もの新規入会があったことを告げると、ほとんどのロータリアンが驚き、その方法を尋ねられます。方法論については、一言で答えることは出来ませんが、
ただ確かなことは、新規入会者を増やすことだけではなく、その後のケアをトータル的に行うことが肝心だということです。
当クラブでは、まず“種まき”を全会員が意識をもって行います。全会員に募った紹介者リストを会員増強委員会で共有し、継続的に声かけをします。そして、大学のオープンカレッジのイメージで、“オープン例会”を行います。例会に無料でご招待し、雰囲気を味わってもらいます。増強委員会のメンバーだけでなく、全会員の増強意識を高く持っていただける様に会員増強の現状報告は毎回実施しておりました。その後、入会につながったら、オリエンテーションを行い、親睦委員長が先導して新会員を連れて参加会員と挨拶し名刺交換などします。そして、近いうちに親睦委員会でとてもざっくばらんな歓迎会&懇親会を開きます。ケーキを用意し、参加者全員で写真を撮って歓迎し、その様子を会報に掲載します。こどもの誕生日会のようですが、逆にこのような歓迎は、立場ある人たちには意外と喜ばれています。
その後も、毎週例会日が来るのが待ち遠しくなるほどロータリーライフを楽しんでいただくため新規会員へのケアは怠りません。近年継続してこの意識で会員増強活動をしてまいりました。むりにクラブへ引っ張るのではなく、クラブが誰しもを歓迎するムードにあふれ、華やかで楽しいものであれば、おのずと増強につながってくるというのが私の実感です。
実際、私のクラブには106名在籍しており平均年齢は64歳で、年齢層はとても幅広いのですが、派閥はなく、皆がわきあいあいとしているのが特徴です。
どの年齢層も互いに壁を作らず、学びあおうとしています。
新会員獲得への増強活動は、クラブに活力と未来への希望を生み出すことができます。また自クラブの雰囲気づくりやレベルアップにもつながると思います。どこよりも誇れる福井北ロータリークラブであれるようこれからも邁進していきたいと考えております。