草津ロータリークラブ

草津ロータリークラブ

会長あいさつ

2023-24年度
草津ロータリークラブ

田中 孝和 会長

2023-24年度 草津ロータリークラブ

クラブテーマ 「未来につなぐ絆」〜継続と進化〜

世界及び我が日本も同様に新型コロナウィルス感染症問題は我々人類に未曾有の危機的インパクトを与え、日本経済の低迷、私達の日々のライフスタイルの抜本的見直しまでせざるを得ない状況に陥りました。3年という年月が経過しようやく一定の出口も徐々に見え始め平穏な生活が少しずつ戻り始めていると感じております。

 

さて、今年度のクラブテーマである「未来につなぐ絆」は昨今のクラブの現況から先を見据えて表現させて頂きました、我が草津ロータリークラブは昭和45年に創立され今年度で54年を迎える事になります。54年の歩みの中には先人達が形成されてきた「伝統的価値観」「思いやりの精神」を中核に「奉仕と親睦」が成り立っており、今後我々は多様性の時代にあわせて「継続と進化」させていかなければなりません。RIの動向としても「DEI」の推進を提唱しており更に「多様性、公平性、包摂性」はロータリーの活動の基本となってくると感じています。

 

会長エレクトを拝命してからは多くのセミナー、協議会等に参加させて頂き他クラブの方々と懇談する機会が多くあり学びとして充実した時間を過ごす事ができました。

その中で各クラブの運営に対する課題の一つには会員増強という悩みが多くあると改めて感じました。草津クラブも同様ではありますが、会員増強委員会を中心に会員の皆様の取組みによって会員数は少しずつ増加しております。一方で退会者も多く安定的な会員数の維持が見られません、その課題解決は「親睦」にあると考えます。

「親睦」というのは「懇親」という意味ではなく、同じ志を持った人が自身の職業を通じた会員相互コミュニケーションの中で「和」を形成する事です。現在はデジタル社会、

AIが進展しておりますが、ロータリー活動の基本は常にアナログであり「人」です。

だからこそロータリアンとしての高潔性、品格を大切にする必要があるのではないでしょうか。今年度は特に内製的な「和」を充実させる為の取組みを実践し、次年度55年の節目、更なる未来に向けてクラブと人の絆を繋いでいきたいと考えています。

会員の皆様のご協力宜しくお願い致します。