- プロジェクト名
- 谷垣雄三医師夫妻の活動を伝える講演会
- 実施期間
- 2023年05月27日〜2023年05月27日
- 実施場所
- 京都府丹後文化会館 ホール
- 応募部門/事業
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感動・感激部門
- 「より大きなインパクト」を与えた事業
- 「参加者の基盤を広げた」事業
京都府丹後出身の谷垣雄三氏は、京都府立峰山高等学校卒業の後、国立信州大学医学部に進まれ、医師になられました。その後、西アフリカの砂漠の国・ニジェールで外科医として、献身的に現地医療にご尽力されました。医療そのものが未成熟である地において、必要な医療機器も不足する中、時に全くない状況で創意工夫を重ねて治療を続けられるご夫妻の姿に、信州大学医学部の同期で、横浜港北ロータリークラブの東 璋(ヒガシ アキラ)氏が感動され、物心両面にわたる支援をはじめられました。それが横浜港北ロータリークラブを挙げての取組となり、続いて谷垣雄三氏の故郷、京丹後の峰山高校同級生グループが呼応することで、大きな支援の輪が広がっていきました。更に、支援グループのメンバーはニジェールの病院を訪問し、現地の人々との交流を深められました。残念なことに、2017年3月7日に谷垣雄三氏がニジェールで急逝されましたが、その功績が認められ、現地で国葬されることとなりました。
こうした一連の国際奉仕を実践された谷垣雄三氏のことを直接生の声で聴くことは大変貴重な機会であると考えます。谷垣医師と共に現地医療発展に寄与された元JICAニジェール支所長の山形茂生先生を講師に迎え、現地医療に携わるまでの経緯や現地での様々な出来事・経験をご講演頂きました。
谷垣雄三氏のことを後世(子ども達)に伝えていくこと、また、故郷を思い、京丹後に誇りを持つ人材育成の一助になることを願い、谷垣雄三氏に続く逸材の誕生を夢見て本講演会を開催させて頂きました。
開会式典の様子
講演会のテーマと講師の山形茂生先生(元JICAニジェール支所長)
講演会の様子
山形先生の熱心なご講演 谷垣医師・静子夫人の苦労を知ることに
約200名の方にご来場頂きました
閉会時、急遽ステージに立って頂いた「外科医 谷垣雄三医師物語」著者 川本晴夫様