京都北東ロータリークラブ

一般の方向け

京都で長年活躍した消防自動車2台が、京都市とコーンケーン市(タイ)の架け橋に―京都北東ロータリークラブ

タイ・コーンケーン市(Khon Kaen)の悩みを聞いた京都北東ロータリークラブ(会長 西村泰明)は、京都市、京都市消防局に相談を行っていました。京都北東ロータリークラブの今回の国際奉仕活動に賛同いただいた京都市から、このたびコーンケーン市(タイ)に消防自動車が2台寄贈されることになりました。

20170620左全体

寄贈される水槽付消防自動車のうちの1台

 

「地図データ: Google」

「地図データ: Google」

タイまでの輸送等を京都北東ロータリークラブが、その後450kmほどの陸送をケンクンロータリークラブが担当。

 

消防自動車贈呈式

2017年6月26日(月)14時より

京都市役所前広場にて

京都市長よりコーンケーン市への消防自動車贈呈式が開催されます。

出席者:門川京都市長、タイ王国大阪副総領事、京都北東ロータリークラブ、ケンクンロータリークラブ他

寄贈される実際の消防自動車のうち1台が、この消防自動車贈呈式で披露される予定です。

 

概 要

国際ロータリー第2650地区 京都北東ロータリークラブ(会長 西村泰明)にコーンケーン市長から要望のあった消防自動車の寄贈が、このたび京都市、京都市消防局の全面的なご支援により実現することとなりました。本プロジェクトは京都北東ロータリークラブと姉妹クラブであるケンクンロータリークラブ(KAEN KOON ROTARY CLUB・タイ)の共同事業となっており、京都市が更新することになった消防自動車2台を無償で払下げ、京都北東ロータリークラブはこのプロジェクトの日本側責任者としてタイまでの輸送を、ケンクンロータリークラブはタイ側の責任者としてタイ国内の輸送を担当し、コーンケーン市へ寄贈するものです。
京都北東ロータリークラブの2016-17年度西村泰明会長スローガン「おもいやりのある心を大切に」が形になるすばらしいプロジェクトとなりました。また国際ロータリー2016-17年度ジョン・ジャーム会長テーマ「人類に奉仕するロータリー」の一翼も多少は担えたのではないかと思っています。

 

経 緯

京都北東ロータリークラブは2015年9月に、国際奉仕事業として11年前より展開している識字率向上のための図書寄贈プロジェクト(Library For Kids Project)*1の贈呈式でコーンケーン市を訪れました。その席上で現市長ティラサク氏より消防自動車の寄贈の可能性がないか打診されました(同氏は当クラブが10周年の記念事業として姉妹クラブの協定締結を行った当時のケンクンロータリークラブの会長でした)。コーンケーン市はタイ北東部の地方都市ですが著名な総合国立大学Khon Kaen Universityを有する大きな都市であり、急速に都市化が進んでいるため、そのスピードに都市のインフラストラクチャーの整備が追いつかずに課題となっています。そのため消防自動車、とくに消火栓が未整備なため、水槽付消防自動車の配備が重要であるということでした。帰国後、京都北東ロータリークラブでは京都市消防局との打合せを重ねていたところ、今回水槽付消防自動車が更新されることになり、京都市からコーンケーン市への水槽付消防自動車2台の贈呈が決まりました。

 

今 後

6月26日に京都市よりコーンケーン市への贈呈式が行われたのち、タイでの受入れ準備が整い次第、京都北東ロータリークラブの手によって、タイへの海上輸送が行われます。そしてタイでの受入れおよびコーンケーン市への陸送については、本クラブの姉妹クラブであるケンクンロータリークラブの手によって行われます。

消防自動車がコーンケーン市に到着後、改めてコーンケーン市において、ハンドオーバーセレモニー(贈呈式)が開催される予定です。

両側のドアには、

日本とタイ王国の国旗、そしてロータリークラブのマーク

京都市

国際ロータリー第2560地区
京都北東ロータリークラブ

とプリントしました。

右側の扉には日本語で、左側の扉には英語で記載しました。

寄贈する2台です。

車体右側全体像です。