京都南ロータリークラブ

一般の方向け

令和の寺小屋 自らの頭で考え答えを導きだす人材の育成

11月20日(土)と21日(日)の二日間、「令和の寺子屋」事業が世界文化遺産、醍醐寺三宝院にて秋晴の紅葉最中開催いたしました。未来を担う子ども達へ答のない問題に自分達で考え行動しながら正解を創り上げる機会を与えるため3人のカリスマ講師による一度限りの特別授業が行われました。対象は京都市教育委員会様の協力により是非にと参加したジュニア京都文化観光大使と地元醍醐小学校から希望を募り参加した小学5・6年生あわせて24人。先ずは朝礼で橋本会長の挨拶、醍醐寺の仲田会員による開会宣言で始まりました。

1人目の講師で生物学者の福岡伸一氏による授業では、弁天池での生き物探しや顕微鏡を使っての「生命」の循環から始まり、「動的平衡」という考えを用いて死を利他的とするエントロピーの法則を紹介するなど子ども達の興味や関心を思う存分に引き出していただきました。
2人目の講師で演出家の宮本亞門氏による授業は、金堂前での集合時点で子ども達の心をしっかり掴み、授業テーマ「他者の気持ちを想像する(エンパシーを体験する)」に沿って台本を使った芝居に始まり、童話「桃太郎」の桃太郎や鬼の立場でそれぞれの気持ちを考えさせ、さらに社会で差別と生きる現実の人々を通して素直な気持ちや想いに触れさせるなど、子ども達は盛り沢山な宿題も何のその、終始手を挙げ、発表・質問の嵐は圧巻でした。
3人目の講師で俳優タレントの本上まなみ氏による「私の好きな京都」を題材にしたトークセッションでは、全員が事前用意した写真やイラスト付紹介文を素に活発なトークが繰り広げられました。

そして昼食は高橋副会長を中心に当クラブ飲食業会員8名による食育授業を行いました。初日は「生きるための食事」をテーマとして、料理が作れることは生きることと同義語で、どんな状況になってもそこにある材料で自分の体になるものを作り、生きていく術の一つが料理であることを伝えました。2日目は「工夫する」大切さをテーマとして、前日と同じ食材と前日に使った昆布や干し椎茸、みかんの皮まで余すところなく人間の英知を使って料理に仕立てていきました。同じ食材を使いながらも初日と全く違った料理に変えていき、考えることの大切さを伝えました。2日間の給食を通して純白の給食衣の子ども達と共に美味しい料理とは何か、調理から学ぶ事、命の大切さなど食を通して学び伝える事業を行いました。

 今回、当事業に賛同頂いたNHK様の多大なる協力のもと2日間を通して終始撮影が行われ、子ども達の自然な姿や変わりゆく表情、動きなどが見てとれそうな期待溢れる番組を制作頂きました。

放送は、第一部を2022年1月23日(日)16時15分~17時(45分)・第二部を2022年1月30日(日)16時15分~17時(45分)にNHK Eテレ(教育テレビ)となっております。