京都南ロータリークラブ

2023-24年度 中野博美ガバナー【ガバナー賞応募事業】

創立70周年記念事業「京都とっておきの芸術祭」

プロジェクト名
創立70周年記念事業「京都とっておきの芸術祭」
実施期間
2023年12月01日〜2023年12月03日
実施場所
日図デザイン博物館(みやこメッセ地下)
応募部門/事業
個性、基本、求心力部門

京都南ロータリークラブ創立70周年を記念して、京都南ロータリークラブの主催により、2023年12月1日(金)から3日(日)までの3日間に渡り日図デザイン博物館(みやこメッセ地下)において開催された「京都とっておきの芸術祭」について、申請いたします。

本事業は、障がいを持たれている方々の個性や才能を、芸術活動を通し発揮出る場として1994年より始まり今年で第29回目を迎える「京都とっておきの芸術祭」に参画し、皆さんとの共生社会の実現と芸術活動を支援する為の事業となります。より多くの人々にこの芸術祭に関わっていただく為に水明書道会様とコラボレーションしたワークショップの開催と、芸術活動を支援する為に新たに京都南ロータリークラブ会長賞を新設し、絵画、写真、書道、陶芸、俳句、川柳、諸工芸の7部門より受賞者を選考、更に受賞された7名の方をご招待して、「アートフェア」(※後述)を開催いたしました。

選考にあたっては、当クラブの原 悟会長とノエビア化粧品の美人画で著名な芸術家で会員である鶴田一郎君に選考委員に入っていただき、個性あふれる作品の中から京都南ロータリークラブの雰囲気に相応しい作品を選んでいただきました。その表彰式は2023年12月2日(土)に京都府知事賞、 京都市長賞など28名の受賞者とともに盛大に執り行われました。

また、同時開催しました水明書道会様とコラボレーションしたワークショップでは初日にカレンダー作りを行いました。あらかじめ水明書道会様より来年の干支の「龍」という文字や「ありがとう」といった感謝の気持ちを綴った和紙を準備していただき、参加者がそれらをカレンダーへ思い思いに配置しオリジナルカレンダーを作成するというもので、障がいのある方々への配慮が行き届いておりとても好評でした。2日目のワークショップは大筆による書道体験を行い、こちらも普段は経験出来ない事もあり多く来場者が自信の文字を書にしたためられていました。

今年の「京都とっておきの芸術祭」は障がいのある方の社会参加、自己表現手段のひとつとして世の中に浸透しているとも伺える758作品という過去最高応募数があり。初日は平日にも関わらず来場者が750名を超え、3日間で述べ2,500名を超える方々にお越しをいただき大盛況に芸術祭を終える事が出来ました。

また今回、京都南ロータリークラブ会長賞を受賞された7名の方をご招待して、2024 年2月22日(木) ホテルグランヴィア京都3階「源氏の間」にて開催しました「アートフェア」では、 受賞作品のみならず過去の受賞作品や会員の皆様に見ていただきたい作品など数多くご出展いただきました。受賞者の世代は児童から大人まで幅広く、最年少は小学校4年生でした。プロとしてやっていきたい学生作家も数名おられ、いずれも個性ある作風で今後の活躍が非常に楽しみであります。また今回は展示だけではなく作品販売も行い、絵画を中心に6作品を成約する事ができました。 今回の事業で会員を含め大変多くの来場者の方々に彼らの芸術作品に触れていただいたことと、改めて表現方法の奥深さや芸術のおもしろさを感じることができクラブ創立70周年記念事業となりました。