- プロジェクト名
- インドネシア日本住血吸虫症感染予防のための農業支援
- 実施期間
- 2025年04月22日〜2025年04月27日
- 実施場所
- インドネシア スラウェシ島 パル及びポソ地区
- 応募部門/事業
- 「より大きなインパクト」を与えた事業 「参加者の基盤を広げた」事業 「参加者の積極的なかかわりを促した」事業 「適応力を高めた」事業
インドネシア スラウェシ島の農村地区に蔓延する日本住血吸虫症感染予防のためにトラクター4台と作業用長靴155足を寄贈いたしました。住血吸虫は、灌漑に用いる河川や湖沼に生息する巻貝を中間宿主として、水田に入る人や水牛に感染します。感染した水牛と同じ淡水に入ることで人への感染が拡大するため、水牛の代わりとなるトラクターを寄贈いたしました。水牛からトラクターに切替えることで住血吸虫との接触を避け、農業従事者の感染予防に貢献できます。予定していた現地ロータリークラブとともに、WHOが実施する村民への住血吸虫治療薬プラジカンテル(抗吸虫薬)配布の協力、村民への住血吸虫治療薬の配布はWHOから薬剤が間に合わず配布協力はできませんでしたが、地元小学校にてWHO・保健省とともに子ども達に衛生の啓蒙活動を行いました。また持参した折り紙で日本文化を知っていただく交流ができました。

Palu Rotary clubの皆様と

「日本のロータリークラブ、ナプ平原における住血吸虫症対策を支援」現地新聞に掲載されました

住血吸虫症についての説明