本事業は『着物を世界に広めよう』と題し、日本の伝統文化の一つである着物の良さを世界に広め、若い世代にも愛される存在として後世に繋ぐべく、京都洛中ロータリークラブ・龍谷大学付属平安高校インターアクトクラブのみなさんと一緒に、世界遺産である仁和寺にて着物トークショーと、着物×洋服ファッションショーを行い、その様子を動画で撮影してYoutubeやインスタグラムで発信を行いました。

・着物トークショー

京都洛中RCの皆様をトークショーゲストにお招きし、着物の着用頻度や、伝統文化を継承していくにはどんなことが求められるかなど着物についてのトークや、RACの活動をRCから見た印象などをトークしました。また、トークショー中に龍谷大学付属平安高校IACの代表の方にインタビューをし、着物を着用した感想を聞くと「着物特有の色合いが良いと思った」「着物に興味を持てた」など返答があり、初めて着物を着用する高校生の心境を聞くことができました。

・着物×洋服ファッションショー

当クラブ員と龍谷大学付属平安高校IACの皆さんがモデルとなり、各自私服の洋服と着物を組合せ、若い世代へ着物がもっと身近な存在として継承されていくよう、現代風な着こなしで各自コーディネートした衣装を着てレッドカーペットをランウェイしました。「スポーティー」「ガーリー」「カジュアル」など系統に別れ、系統に沿う各自で考えたコーディネートは個性豊かな洋服と着物の組合せで、中には「お気に入りのスカートと組合せてみました」と和洋折衷華やかな衣装で着物を着こなしている高校生も居ました。ランウェイでは、個人ウォーク・系統別グループウォーク・全体ウォークという構成を組み、ポージングの場面になるとモデルそれぞれに着物を生かしたポージングが、愛嬌があり終始微笑ましさ溢れるランウェイとなりました。最後にはモデルみんなで手に手を繋いでランウェイに登場し、盛大な拍手の中、大円団を迎えました。

↓個人ウォークの様子　　　　　　　　　　　　　　　↓グループウォークの様子

↓全体ウォークの様子

・SNS配信

インスタグラムとYouTubeで事業PRショート動画を配信し、当日はランウェイ様子をYouTubeで生配信しました。また、今後はYouTubeに今回の事業ダイジェスト動画を投稿し、その動画内で英語の翻訳をつけることで、外国の方にも配信が届くよう工夫し配信予定です。

国際奉仕事業プロモーションビデオ①（着物買い出し・IAC（高校生）への着物受け渡し・事前インタビュー）↓↓↓

https://www.instagram.com/reel/C7ZFaw_PMTu/?igsh=MWQ2cGl4MHB6cmFkcw==

国際奉仕事業プロモーションビデオ②（ローターアクターによる事前PR）↓↓↓

https://www.instagram.com/reel/C7LTdDcP5De/?igsh=dmQzZHBncHA5aGZq

国際奉仕事業プロモーションビデオ③（ローターアクターによる事前PR）↓↓↓

https://youtube.com/shorts/dSLvs02eAoY?si=FuTo8150KyvXfO3P

当日のファッションショーYouTube生配信のアーカイブ動画↓↓↓

https://www.youtube.com/live/HlrDO2HG1Wo?si=TZFIHw2uWu4psPDJ

・事前準備から終了までにつきまして

事前に龍谷大学付属平安高校へお伺いし、IACの皆さんに事業説明会と着物の支給を行いました。当初、説明会ではモデル出演をためらう高校生も多かったですが、実際にモデルとして歩いていただくと高校生達が自信を持って堂々とランウェイする様や、終了後のイキイキとした笑顔と「モデルをやってよかった！」との声を聞くことができ、大変感動に包まれました。

・主たる成果につきまして

ファッションショー、トークショーでは着物への関心がグッと高まり、若い世代へ着物の素晴らしさを伝え継承することができました。YouTubeやインスタグラムでの配信は世界にも広める手段として配信実行ができたことや、龍谷大学付属平安高校IACの皆さんにRACの魅力を伝えることができました。ロータリアン様のご支援・ご協力の元、ローターアクトクラブとインターアクトクラブが一丸となって行った当事業は無事盛会となり、来客の皆様にもご好評をいただきました。

世界遺産の仁和寺という大舞台で、トークショー・ファッションショーを企画するという初めての経験、戸惑う事や、分からないことも多くありましたが、クラブ員一同、協力して一生懸命準備を行い、ご協力いただいた皆様のお陰で無事事業を終えることができました。なんと言っても、高校生たちが笑顔で着物に親しみ、その姿を世界に発信する機会を作ることができて、本当に良かったと実感しております。

本事業にご協力・ご支援、また応援いただきました皆様に対して、改めて厚く御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。