- プロジェクト名
- 京都洛中ローターアクトクラブによる『生きるを共に考える〜スマイルリンクプロジェクト〜』事業
- 実施期間
- 2025年03月29日〜2025年04月06日
- 実施場所
- ホテルオークラ京都・四条河原 町交差点・なら100年会館
- 応募部門/事業
- 「より大きなインパクト」を与えた事業 「参加者の基盤を広げた」事業 「参加者の積極的なかかわりを促した」事業 「適応力を高めた」事業
【プログラム概要・目的】
RACの普段の活動を行う中で「入院している子供のそばで看病したいけれど、自宅から病院が遠すぎる」「病
院近くのホテルなどに泊まり続けるのは経済的に厳しい」 などの悩みを持っていらっしゃるご家族がいらっし
ゃる現状を知りました。重篤な病気と向き合う子供たちのご家族が、そばで安心して経済的に滞在できる施設を
この京都に誘致し、支援することがこの事業の目的です。
また、IACとRACが協力して行うことで、若い世代が主体となって地域社会に働きかけ、次世代の奉仕の心を育
み、継続的な関心と協力を生むことを目指しました。スポンサーRC(京都洛中ロータリークラブ) ・IAC(龍谷大学付属平安高校インターアクトクラブ)と連携し、ドナルド・マクドナルド・ハウス京都の設立・運営支援の募金活動を2度に渡り実施。 単なる募金に留まらず、IACと共に有識者から学び、意見交換と応援の気持ちを込めたアート制作を協力して行いました。四条河原町交差点と地区大会での 周知・募金活動を通じて計570,463円の寄付を集めることができました。
【内容】
第1回は3月29日、IACと共に京都府文化施設政策監付理事の池邊様をお招きし、DMHの意義や現状について学
び、「施設が完成した後も私たちが継続して行える支援とは?」をテーマに意見交換と、応援の気持ちを込めた
アートワークの制作を行いました。そして、四条河原町にて街頭募金と周知活動を実施(事前に広報用の動画を
作成し、クラブ公式Instagramで公開)し、73,082円の寄付を集めました。
第2回は4月6日、地区大会においてIAC・RCと協力し、来場者に向けた募金活動を行い、291,336円の寄付をいた
だきました。この様子はDMH京都開設募金委員会のHPにも当日の様子を掲載いただきました。
地区としてではなく、1クラブ(RC+RAC+IAC)がこのような形で地区大会での募金をさせていただくことは
前例のない事で、地区委員会の皆様、地区大会ホストクラブの奈良RCの皆様にご協力いただいた事により、大成功の結果となりました。
また、事業当日以外にも普段からRC例会等での募金活動も実施させていただき206,045円を集め、全ての募金
活動の総額は570,463円となりました。
RC・ RAC ・IACが世代を超えて連携し、地域に支援の輪を広げる貴重な機会となったと実感しております。
【成果・反省】
街頭や地区大会での募金・周知活動により、57,463円もの寄付が集まり、地域への認知拡大にもつながりました
。これにより、京都府知事より京都洛中RACに感謝状を頂戴いたしました。
また、本活動を通じて、RC・ RAC ・IACの三世代が協力し、DMH京都設立支援という共通の目標に向かって行動
し、地区大会でこのような事例を多くの地区内のロータリアン様にご覧いただけた事も成果の一つであると考え
ます。
他にも、有識者から学ぶ機会と意見交換の場を設けたことで、アクターとインターアクターが共にDMH京都の意
義を深く理解したうえで活動に臨めた点も、若い世代が主体となって地域社会に働きかけ、次世代の奉仕の心を
育み、継続的な関心と協力を生むという観点からも、意義ある取り組みだったと考えます。
一方で、複数の団体と連携する上で、ローターアクトクラブ内での役割分担の仕方が難しく、他の協力団体との
連絡方法が複雑化して準備が難航した点があり、今後の改善点として共有していく必要があります。ここで得た学びを、今後の奉仕事業にもしっかりと活かしていきたいと思います。
最後に改めて、この事業にご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

DMH募金活動 集合写真

ホテルオークラ京都での講演会・意見発表の全体の様子

DMH応援アートワーク制作の様子

DMH募金活動 四条河原町交差点での様子

DMH募金活動 地区大会での様子

DMH京都開設募金委員会HPで取り上げていただいた地区大会での募金活動の様子

京都府知事からいただいた感謝状