京都さくらロータリークラブ

2022-23年度 尾賀康裕ガバナー【ガバナー賞応募事業】

子供たちに安全な水を届けよう!台南僻地小中学校37校に給水機贈呈

プロジェクト名
台南市僻地小中学校安全飲料水補助プロジェクト
実施期間
2022年10月01日〜2022年12月01日
実施場所
台南市22区の小中学校
応募部門/事業
感謝部門

台南の姉妹クラブとの共同事業報告

京都さくらRCは15周年を迎えた姉妹クラブ台南サッカムRCと台北英倫RCと共同で台南市22区内の僻地60校を訪問し最も必要な32の小中学校に44台の給水機を寄贈しました。コロナ禍につき実際の訪問は現地でサッカムRCが主導で行い当クラブはZOOM会議に度々参加した。

日本では考えられない現実が台湾に。
子供が一人当たり必要な飲料水は1500cc/日とされているが台湾児童福祉同盟が実施した調査で多くの学童が学校内の劣悪な飲料水環境から十分な水を飲めていない。水源問題や交通機関がない農村部など設置事業の費用が高価であり水道水の普及率が低く、山の湧水や地下水が水源となっており安全性が懸念されている。また給水機が設置されている学校も老朽化で安全機能を満たしておらず入れ替えが必須であった。サッカムRCは地区の補助金を受け、当クラブは積み立てから資金提供をした。
2023年2月23日18名の会員と会員家族でサッカムRCの15周年に参加した際、台南市黄市長と教育委員長から台南市役所にて感謝状を拝受した。のちの懇親会では教育委員長と学校関係者から、実際子供達の喜ぶ声を聞くことができ感謝されたことに感動するひと時であった。

また改めて日本ではどんな農村や山村であろうと蛇口を捻るだけで安全な水をいただくことが出来ます。当たり前のことで苦しむ国々がまだまだあるのだということで他方からおかれた環境に感謝をする機会となりました。

補足:世界200カ国で水道水を安全に利用できる国は9カ国と2都市のみ。日本の水道水は世界最高峰!

水道水が安全な9カ国

(日本、南アフリカ共和国、オーストリア、アイスランド、アイルランド、スロベニア、ドイツ、フィンランド、ノルウェー)

台南市役所にて集合写真 教育委員会からも多くの学校関係者が参加されてました。台南は京都と姉妹都市です。

台南黄市長より感謝状拝受

右から教育委員長、サッカムRC RYAN会長、黄市長、京都さくらRC神田会長、台北英倫RC会長

ウォーターサーバ設置の台南22区32校の小中学校と記録

記念例会にて国際交流の場