2016年1月14日~17日ベトナム国を訪問、経済の中心地である南部ホーチミン市の東隣に位置するドンナイ省ティンタン中学校の子供達へ「日本との経済や人の交流も盛んなことからインターネット等を通じ日本語・日本文化に触れてもらい、将来の仕事や豊かな人生を送る手助けにしてほしい」との思いから、パソコン7台、プロジェクター・スクリーン一式を贈呈した。
当クラブはベトナム人の米山奨学生を2年続けて受入れており、その優秀さと親しみから今回の国際奉仕プロジェクトを行なうこととなった。中学校に到着すると生徒達の太鼓演奏と敬礼で出迎えがあり、贈呈式では歌と踊りで熱烈な歓迎を受けた。式典後は当クラブ会員を中心に折り紙教室を開催してベトナムの子供達に日本文化を感じてもらった。
和紙のちぎり絵を制作するグループ、切り紙で桜を制作するグループ、折り紙で蓮(はす)を制作するグループに分かれて作業に取り掛かると生徒はもちろん先生までもが熱心に、また真剣に取り組んでおられる姿が非常に印象的であった。
最後にそれぞれのグループでの制作物を合わせて日本の桜とベトナムの蓮が描かれた1枚の絵が完成!当クラブ懸野会長が「この桜と蓮のように今後も温かい交流を深めていきたいですね」と締めくくり、今般の国際奉仕事業が大盛況のもと終了した。
また、ティンタン中学校訪問とは別にドンナイ省庁、ドンナイ省工業団地管理局を訪問、AMATA工業団地を視察し、日本との経済関係の密度の高さを実感した。現在は大企業からの投資が一段落して中小企業からの投資を目指して交流が活発に行われており、日本の中小企業に高い関心を持たれていた。
今回の国際奉仕事業に於いて、在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館の皆様には大変お世話になったことを感謝いたします。
パソコン等贈呈式
折り紙等制作
完成制作物
集合写真