2025-26年度
宇治ロータリークラブ
松井 明恵 会長
Envision the Future ~未来を思い描こう~
このたび、長い歴史と伝統を紡いでこられた宇治ロータリークラブの会長という大役を拝命いたしました。まずもって、歴代会長のご尽力への感謝と、会員皆様が育んでこられた厚い信頼と友情、そして磨いてこられた個性と品位に敬意を表します。66年目のバトンには、その誇りを守り、繋ぐことが重要だと刻まれていることを痛感しております。今の私では遠く及びませんが、一つひとつを大切にし、丁寧に努力を重ねてまいります。
2025-26年度 フランチェスコ・アレッツオ RI会長は、「よいことのために手を取りあおう」というメッセージを引き継がれました。また、第2650地区 小﨑 学 がバナーは、地区基本方針という形で「未来へつなぐ」というメッセージを表明されました。クラブが活力を維持し、さらに発展を遂げるためには強固な基盤を築くことが欠かせない、そして、会員一人ひとりが主役であると述べられています。
会員として、行動人であろうとすると、活動することへのエネルギーが高揚します。一方で、主体的な人が行動する時には、まず未来を心に描き、可能性を想像し、望ましいことが起こる方向を見つけなければなりません。その次に重心を移動させ、動き始めるものです。
宇治ロータリークラブは、その潜在的な将来性と発展性を発揮するために、勇気をもって変化する時期を迎えています。そこで、会長メッセージは「Envision the Future ~未来を思い描こう~」とさせていただきました。
ただ想像をするだけではなく、よい行動を積み重ね、未来へつなぐためには、具体的で柔軟性があり、可能性をもった展望を持たなければなりません。ではそれはどこから生まれるのでしょうか? 主体である私たち一人ひとりからです。よい変化のきっかけを見出し、持ち寄り、共有することであると考えます。決して新しいことではありませんが、宇治ロータリークラブの65年間に培われてきた「よい質」を維持していくために、今こそ一人ひとりの思いを大切に、私たちに必要な変化を実現していきましょう。主体的な変遷が、必ず新しい「よい人」との出会いにつながると信じています。