6月2日 17:45 いよいよ「2017 やさしさの輪 スタディツアー in タイ」が丸岡より出発します。
今年は丸岡高校生6名と教師1名の7名に、クラブ会員6名の総勢13名で、タイのパンガー県タクアパに5泊6日の日程で行ってきます。5泊6日と言っても、2泊は機中泊、地上で寝られる3泊も、スマトラ大津波の被害を受けて世界各国の協力で建てられた「Tsunami Youth Center」のゲストハウスに泊まる強行日程です。
6月2日夕方羽田に向かい、3日未明にバンコクに向け出発、3日朝プーケットに乗継、そこから車で2時間30分、タクアパに向かいます。タクアパでは、バーンナムチャイ財団が運営する大津波で被災した孤児を育てている寄宿舎付学校を訪問、日本から持ち込んだ食材を使って巻き寿司やそうめんを振る舞い、また高校生の科学の実験やパソコンを使ったお絵かきで地元の子供たちとの交流を深めます。2日目3日目は周辺の幼稚園や小学校4校を回り、一緒に踊ったりお絵かきしたりして互いの文化を理解し、連れて行った高校生にも国際交流を身をもって体験してもらって広い視点での国際感覚を養ってもらおうと考えています。4日目にはバンコク市内クロントイ地区というスラム街にあるドュアンプラティープ財団に立ち寄り、その日の夜の深夜便で日本に戻ってきます。
ドュアンプラティープ財団は1日1バーツでスラム街での子供たちに教育を行ったことでも有名ですが、今でも貧困で劣悪な環境の中で懸命に勉強している子供たちと高校生たちが交流します。また、スラム街の中を実際に歩いて現地の生活の様子も見てきます。ここには3年前には丸岡RCから贈呈した消防ポンプ車が置いてあり、そこで育った青年たちが自主防災チームを作って、毎月のように起きるスラム街での火災の初期消火に備えていて、大活躍している報告も受けています。
全く息抜きのない過酷ともいえるスタディツアーなので、時間的にも体力的にも余裕があるかわかりませんが、現地より順次写真等をアップしたいと思いますのでよろしく。
2016-2017 丸岡ロータリークラブ 会長 山下健治
昨年度 バーンターナムチャイ(孤児院)での子供たち
昨年度 プラティープ財団運営の幼稚園の子供たちと