寄稿『SDGsについて』
上屋敷公共イメージ理事より
皆様こんにちは。雑誌広報IT委員会の上屋敷です。休会中の会報スペースを使わせていただき、SDGsについて書かせていただきました。
SDGsは17の国際目標とその下に169のターゲット、232の指標があります。17の国際目標はどれも規模が大きくていまひとつピンとこないのが正直なところかと思います。
今回は目標の「①貧困をなくそう」をモデルに、自社でSDGsに取り組むきっかけになるようなお話ができればと思います。
「目標①」の定義とそのターゲットを再確認するために添付させていただきました。これは外務省のサイトに記載されているので17の目標すべてが簡単に確認できますし、さらにそれに対して取り組んでいる企業の紹介、具体的活動についても記載されています。
どうでしょうか。僕自身はここまでではピンときません。果たして自社でこんなことに取り組めるのか・・・
というわけで実際に取り組まれている企業の紹介させていただきます。
「株式会社モスフードサービス」さんです。皆さんご存時モスバーガーさんですね。
どうでしょうか、「①貧困をなくそう」に対して100%カバーできている内容でしょうか。
正直全体をカバーできているとは思えませんよね。でも、それでいいのです。目標に少し重なっていれば、SDGsに取り組んでいる企業ですと言っていいのです。モスバーガーさんの企業取組では複数のSDGsに対して取り組んでいるようですが、その内容で「①貧困をなくそう」に関して取り組んでいるのは文中にあるこども食堂支援だけです。
企業で「いずれかのSDGsに取り組まなくては!」と考えると事が大きすぎて踏み出しにくいと思います。
「既存の事業内容はSDGsの何番に該当するかな?」をスタートに考えてみるととても取り組みやすくなると思います。SDGsありきの事業ではなく、「結果的にSDGsの〇番の目標に対して取り組んでいた」という考え方で自社にもSDGsを導入されてはいかがでしょうか。
以上、ご清覧ありがとうございました。
(文責 上屋敷貴紀)