丸岡ロータリークラブのタイへの国際奉仕活動は今年度で4年目を迎えます。
初年度はバンコク市内トロントイ地区のスラム街で、麻薬による育児放棄された孤児を支援している「ドュアン・プラティープ財団」に対し、地元嶺北消防署で古くなった消防ポンプ車を再整備後に贈呈したことに始まります。
2年目は、「ドュアン・プラティープ財団」が支援している「スマトラ島沖大地震による大津波」で甚大な被害を被ったパンガー県、タクアパ地区の小学校に浄水器を寄贈しました。
3年目は、地元の丸岡高校生が作った児童向けの道徳絵本をタイ語に翻訳し、タクアパ地区の孤児院や小学校に寄贈。高校生6名を絵本寄贈と、子供たちとの交流事業でタイに派遣。孤児院でソーメンや巻き寿司など日本食を一緒に作り交流を深めました。また、地元のタクアパロータリークラブとの事業協力についての交流も行いました。
そして迎えた今年4年目は、タイ、パンガー県タクアパロータリークラブと協力して、津波被災者が住んでいる被災者住宅のコミュニティセンターと、孤児が多く住む寄宿舎学校へインターネットが使えるパソコンを寄贈する予定です。
さらに、贈呈したパソコンの使用方法やパソコンを使って今後丸岡との交流を深めるため、日本から高校生を連れて行って指導する事業を計画しています。(高校生派遣は青少年奉仕事業となります。)
2016年5月 タクアパロータリークラブ 表敬訪問
お隣は 2016-2017会長であるRotjana Phraesrlthong (ロンチャナー)氏
職業はBaan Turn Namjai Foundation (バーン・タム・ナムチャイ財団)理事長
(後ろの日の丸が小さいのが気になります。)
昨年訪問したタイバンコク市内スラム街にあるプラティープ財団の付属幼稚園で、丸岡高校生徒6名と現地の子供たちとの交流の様子。
タイ、パンガー県タクアパ市はスマトラ島大地震による大津波で多くの孤児、難民が発生しました。地震から11年経った今でも、親が麻薬中毒などで孤児の数は減らず、小さな子供も孤児院で生活しています。
昨年はこのような孤児院にも、丸岡高校生が作った絵本を贈呈し読み聞かせしている時の一コマです。