- プロジェクト名
- 社会奉仕委員会 沖島鮒ずし作り体験
- 実施期間
- 2022年07月17日〜2022年07月17日
- 実施場所
- 滋賀県近江八幡市沖島
- 応募部門/事業
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感動・感激部門
- 「参加者の基盤を広げた」事業
- 「参加者の積極的なかかわりを促した」事業
当日の天気は曇り。予報では雨でしたが、なんとか天気はもってくれました。涼しい風が湖面を吹き抜けてきて、むしろ心地よかったくらいです。
さて、今年度の第一弾!目玉は二つ。
①『鮒ずし』を作る(日本にその名を轟かせる魅惑の発酵食品)
②『沖島』を知る(日本唯一の湖の中の有人島:世界でも珍しい)
市内小学生、その保護者を対象に沖島に渡り、鮒ずし作り体験。そしてこれを通して、伝統食文化、琵琶湖の環境問題、また沖島特有の文化を学びました。
体験内容は、塩切鮒を洗い、干して、そして飯漬けです。2~3名が1つの樽を担当。びしょ濡れになりながら丁寧に作業を行いました。
塩切鮒は生の状態でヌルヌルしていましたが、子どもたちは嫌がらずに、洗い作業を熱心にしてくれました。また、この体験を通じて、鮒ずしに興味を持ってくれて、食べるのが楽しみですとまで言ってくれたのが嬉しかったです。
でもやはりたくさんの生魚の匂いに、少し気分が悪くなって、外で休憩する子どもたちもいました。これも一つの思い出ですね!
また、沖島を訪れたのが初めて、という子どもさんが大半でした。島を一周して、ガイドさんからその歴史もしっかり学びました。
事業は順調に終えることができました。参加していただいた方々、メンバーのみんなのおかげです。心から感謝しています。
また、指導頂いた沖島の皆さんも次世代を担う子ども達に鮒ずし、沖島の文化に触れてもらえたと喜んでおられました。
樽は全部で30個。メンバーが分担して、自宅で保管して重石を載せ、発酵具合を確認しながら管理します。そして9か月ほどで完成。出来上がった鮒ずしを食べる日が楽しみですね!
漬け終わった樽の前で
インタアクーも参加して、一生懸命鮒を洗いました。
洗い終わった鮒をキッチンペーパーで拭いて干して乾かします。
鮒の口にお米を詰めて漬けていきます。