- プロジェクト名
- 子どもの「心の教育」支援事業
- 実施期間
- 2023年10月14日〜2023年10月14日
- 実施場所
- 酪農舎なごみの里観光農園(農業体験)びわ湖楽園ホテル井筒(食体験)
- 応募部門/事業
-
先人の良いアイデアを前進させる部門
- 「人間性の尊重」をテーマにした事業
<事業趣旨>
現在子ども達を取り巻く環境は、少子化・核家族化が進み地域の人間関係も希薄になり社会的孤独を感じている家庭が多く、子どもたちの虐待問題等からもその居場所つくりが必要となってきています。本来、家庭で教えるべき「基本的な生活習慣」「人に対する思いやり」「社会的マナー」など生活で必要な心の環境を子どもたちに整える事を目的とします。
<事業内容>
児童養護施設「社会福祉法人小鳩会」の子ども達に対して、ロータリー会員と一緒に農業体験(養鶏場の卵拾いと芋ほり)を通じて、土に触れる体験や食物への感謝の気持ちを育んでもらいました。また、自分たちが収穫した野菜と一緒に滋賀の特産品でバーベキューをする事で、子どもたちに「命をいただいてる。」「そうして生きている。」という自分や人に対する思いやりや優しさが芽生えました。
<開催の様子>
大人と触れ合う機会が少ない子ども達にとって、ロータリーメンバーとの農業体験は、疑似家族との親子共同作業のような時間を過ごせました。泥まみれのメンバーと子ども達の笑顔が絶えない農業体験は、子ども達の心の教育だけでなく、ロータリー会員の心も癒させるひと時でした。滋賀の食材に拘ったバーベキューでは、自分たちの生まれ育った地域にこれだけの名産品があり、美味しくいただけた事で食への感謝の気持ちと学びに繋がりました。
後日、11月21日例会にて施設長の山田宗廣様に、「児童養護施設の子ども達の実情と必要とされる支援」をテーマに講演頂き、子ども達がなぜ施設に入所しなけれなばならなかったのかという理由や物心共に子ども達が必要としている支援をわかりやすく説明してもらいました。
更に、2月15日に、長年の渡る大津ロータリークラブの功績と、今回の事業に対する感謝の気持ちを込めて、感謝状を頂きました。
農業体験(芋ほり)
農業体験(芋ほり)
農業体験(養鶏場)
集合写真
滋賀の食材
例会スピーチ
感謝状