＜経緯＞

2018年11月にバンコクのスリウォンロータリークラブを通じて、汚染された飲み水の問題に直面しているタイランドのチェンマイの小学校に浄水器を寄贈して、衛生環境を改善して、子ども達の健康を守る事を目的とした事業をクラブ独自で実施しました。また、継続的な事業として複数年に渡り、浄水器の品質が守られるために現状確認をメンテナンスを行うこととして、2019年に11月に浄水器のカートリッジ交換を行いました。2019年12月に感染が報告されたコロナ禍の為、継続したメンテナンスが行われていなかったため、再度現状確認とメンテナイスを行う事業を行いました。

＜事業内容＞

2019年以降4年ぶりにコロナ禍で実施されていなかった、チェンマイの小学校に寄贈した浄水器の状況確認とメンテナンス（カートリッジ交換）を行ないました。また、小学校の見学と、校長先生等と現在の小学校の抱えている問題等を話し合いました。

＜その他＞

校長先生から大津ロータリークラブからの浄水器寄贈により、子ども達の健康が守られている事と今回の継続したメンテナンスの感謝と共に小学校の現状や問題点が報告されました。チェンマイでは、山間民族等の貧困の問題やストリートチルドレンの問題、小学校に子供が増えすぎて、給食費等学校運営の課題、浄水器の増設や給食室等の整備等、自国だけでは乗り切れない問題が多々ある事が訴えられました。2年後に75周年を迎える大津ロータリークラブとして、新たな事業展開を検討する節目として、ガバナー賞に応募しました。

寄贈浄水器の現状確認

山本彰会長の試飲

山本彰会長の試飲

校内見学

校内見学

給食室見学

学校の現状を聞き取る会議

子ども達の歓迎セレモニー