RID2650 ROTARY DINING

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2014 – 2015年度「ロータリー希望の風奨学金」

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2011年3月11日に発生した東日本大震災により犠牲になられました方々に心から追悼の意を捧げます。
ロータリー希望の風奨学金は、ロータリーの地区ガバナーの有志によってロータリー東日本大震災青少年支援連絡協議会が立ち上げられ、その中にある奉仕プログラムです。
震災で両親もしくは片親を失った「遺児」又は「孤児」で大学(短大含む)または専門学校に学ぶ青少年を支援することを目的にしています。入学から卒業まで毎月5万円を継続して給付し、返還を求めない奨学金です。現在129名(2014年2月25日現在)の奨学生が全国各地で学んでいます。

ロータリーは世界200以上の国と地域に33,000を超えるロータリークラブがあり、全世 界で120万人以上の会員がいます。日本国内には約2,300のクラブで約9万人の会員が活 動しています。
会員は企業の経営者や専門職をもつ人々で構成され世界的なネットワークを形成して、互 いに職業倫理の高揚を図りつつ地域や世界を良くするためにさまざまな支援の手を差しのべ ています。
希望の風奨学金では、東日本大震災により被災遺児、孤児となった青少年たちに、少しでも 学業を継続できるような教育支援をしていきたいというのが私たち会員の願いです。
さて国際ロータリー第2650地区(福井・滋賀・京都・奈良)の各クラブでは、東日本災害被災 地、被災された方への支援のためにそれぞれ積極的な取り組みを行っていますが、2010~ 11年度(栗田幸雄ガバナー)から始まり2011~12年度(故今西信裕ガバナー)、2012~ 13年度(河本英典ガバナー)、2013~14年度(坂本克也ガバナー)、2014~2015年度(北 河原公敬ガバナー)へと地区クラブの皆様のご理解とご支援を頂き、力強く継続されて参りま した。

支援総額は1億円を超えました。しかし、本プロジェクトの完成までには未だ4億円強が不足 する事態でございます。そこで、国際ロータリー第2650地区といたしましては引き続き「ロー タリー希望の風奨学金」を支援したいと考えております。 震災孤児あるいは遺児となってしまった子供たちが、なお復興の進まない被災地の困難な 生活の中、なんとか短大、大学、あるいは専門学校卒業までロータリアン一人一人が力をあわ せ支援していくことは、被災時「0歳」だった孤児や遺児が卒業なさるまで、私たちが心を寄り 添わせて頂くこととなります。そして「ロータリー希望の風奨学金」がそっと彼らの背中を押す 存在となれば、ロータリーにとって此の上もない「奉仕活動」となると確信致します。

本紙をご覧のロータリークラブメンバーは元より、日本全国の皆様にご支援、ご協力を賜り ますようお願い致します。
本紙「RID2650 ROTARY DINING2014-15」は掲載されているお店・会社からの協賛金 を元に発行され、一般にも広く販売しております。経費を除く売上金は国際ロータリー第 2650地区を介して「ロータリー希望の風奨学金」等に寄付いたします。