明治時代に敦賀沖を航行中の艦内で病死したフランス海軍兵2人の墓がある来迎寺の野墓で4日、「第61回フランス海軍軍人墓地清掃慰霊」を行いました。敦賀RC会員13人、福井日仏協会の大城閑会長、坪田利一事務局長と、ジュール・イルマン在京都フランス総領事が初めて参列し、異国の地に眠る兵士を悼みました。
墓周辺の生け垣に日仏両国の国旗を飾り、宇野会長、イルマン在京都総領事、大城福井日仏協会長らが献花。善妙寺住職で吉川文雄会員が読経する中、参列者が次々と焼香し、最後は墓にワインを振りかけました。
イルマン在京都総領事は「長い間、墓をきれいにしていただいて、毎年彼らのことを覚えていてくれる。亡くなっても覚えられたらなくならない。大変感動している」と話していました。
ジュール・イルマン在京都フランス総領事の挨拶
献花シーン
献花シーン
墓標へワイン振りかけ
例会にて
福井新聞掲載記事