近年SNS（ソーシャルネットワークサービス）が急速に発達し、色々な場面で使用されています。そのため子供たちは、検索すると直ぐに答えが出てきて、自分で調べて創り出すという経験が少なくなってきました。そこで、やまとまほろばRCと桜井市立図書館が協議し、自分で疑問に思ったことについて図書を利用して調べまとめるという図書館復興財団の「調べる学習コンクール」に応募して子供たちの調べ学習のお手伝いが出来ないかと思い、小学生を対象にこの事業を計画しました。

始めての試みで、認知度も低かった為、小学校にPRにいったり、校長会に出席し説明したりした結果、135作品の応募があり、大変すばらしい作品が集まりました。その中から10作品を選定し、表彰式を開催するとともに、特に優秀な3作品は全国大会へ出品しました。

子供たちは、この事業を通して、疑問に思ったことを図書で調べることの大切さを身につけ、今後、探究することに自信をもって取り組むようになっていくと思います。

夏休みの5日間をワークショップとして開催し、8月2日(水）には、片岡則夫先生を講師としてお招きし詳しくご指導いただきました。

10月19日(木）に社会教育委員、社会教育課指導主事、社会教育課主事、座光寺館長および当クラブより2名で、審査会を開催し、135作品の中より10作品を選定しました。

11月4日（土）には、桜井市長などの来賓のもと、10作品の表彰式を行いご家族、関係者とともに受賞の喜びを分かち合いました。

その模様は、その日の夜の奈良放送のニュースで放送され、翌日の奈良新聞にも掲載されました。