八日市南ロータリークラブ

お知らせ

5/15 創立25周年記念式典 開催

 

去る5月15日(土)八日市南ロータリークラブ創立25周年記念式典を開催しましたところ公務ご多忙の中、東近江市長 小椋正清様をはじめ多くのご来賓の皆様にご出席賜り厚く御礼申し上げます。

私たち八日市南ロータリークラブは、1997年2月5日 東近江ロータリークラブ様をスポンサークラブとし、滋賀県下22番目のクラブとして誕生しました。東近江ロータリークラブ様の前身であります八日市ロータリークラブから言わば枝分かれする形で新しいクラブが誕生しました。元の八日市ロータリークラブからの移籍メンバーは27名、そこに10名の新入会員を加えた37名で発足しました。発足当時のメンバーも現在10名の先輩方が現役としてご活躍頂いております。この25年間 幾多の苦難も会員一同の団結で乗り越え今日に至っておりますのも、これもひとえにご出席賜りました皆様方はもちろん私たち八日市南ロータリークラブを常日頃ご支援 ご指導いただいております多くの方々があってのことです。重ねて感謝申し上げます。25年間の事業では、地元青少年の健全育成を願って開催しています「学童野球大会」。地域で地道に活動している団体に太陽光発電の売電益を活動補助金として援助している「グリーンふくろう基金事業」など地元に根付いた奉仕活動に主眼を置いてきております。また国際奉仕に目を向けますと、ポリオ撲滅への協力をはじめ、ラオス住血吸虫症根絶事業やJHP学校を作る会を通じての学校教育支援事業など幅広く事業を行ってきました。これらの事業はどれもロータリーの基本ともいえる「4つのテスト」に照らした妥当性を忘れてはならないと考えます。4つのテストとは「真実か どうか みんなに公平か 好意と友情を深めるか みんなのためになるか どうか」常に事業展開するときにはこの精神に沿った内容であるかの確認を怠ってはなりません。25年間、数々の事業展開をしてこられた先輩方に見習い、四つのテストの精神を忘れず前に進んで行かなければならないと考えております。

今年度は新型コロナウイルスに振り回され、いくつもの事業を急遽内容変更したりやむなく中止にしたりと思うように進まない一年でありました。ロータリー活動の基本とも言える例会についても例外ではありません。私は 例会においてメンバーが集い、意見を交わしあい、友情を確かめ合う、このことからクラブとしての団結力も高まり新たな奉仕活動に繋がっていくと考えます。その例会も年間41回予定しておりましたが、6回の休会を余儀なくされました。そのことは私としましても残念の一言で苦渋の決断でした。

このように、事業にいろいろな制約が入る中、記念事業について議論を重ねた結果、テーマは「うるおい」としました。コロナで多くの人が閉塞感を感じ、先の見えない事への苛立ちを覚えたり 将来への不安を心に感じている。そのような方もおられることでしょう。そうした時だからこそ心に余裕を持ち、うるおいを感じること このことは以前にも増して大切になっています。メインの記念事業としましては、地元延命公園に桜植樹事業を展開しました。それはうるおいのある公園として今までよりもっと身近な公園にしたい。歴史ある公園ではありますが、いつしか市民の憩いの場から少し遠い存在となってきた延命公園。そんな公園を今一度 市民の憩いの場としたい。そのような思いから展開した事業であります。人々がうるおいを感じるのは、最初はたった一本の桜からかもわかりません。しかしそれが公園整備を推し進めるきっかけとなれば幸いです。そしてそのことから市民の多くの方の気持ちを引き付け、四季折々の花が咲き誇る延命公園に足を運んで頂き、心にうるおいを感じ、憩いの場となる事を切に願っております。

今後も私たち八日市南ロータリークラブは、常に地域社会に目を向け、今 何が求められているのかを肌で感じ 様々な奉仕活動を会員一丸となって推し進めていきたいと考えております。

 

 

25年の節目の年に 皆さま方と共に記念式典を開催できましたことに喜びを感じ、これからも多くの方々からのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。