桜井ロータリークラブ

桜井ロータリークラブ

会長あいさつ

北口会長

2025-26年度
桜井ロータリークラブ

北口 直司 会長

皆さん、こんにちは。2025-26年度の会長を拝命いたしました北口直司です。2018-19年度にも会長を務めさせていただき、二度目ということになります。このコンビでの会長・幹事は3度めとなりますが、今回も幹事は前回と同じく内田会員にお願いしております。幹事ともども、一年間よろしくお願いいたします。初めてご参加いただいている新会員の方もおられるので自己紹介もしなければならないかとは思いますが、本日は年初ですので、それは次回以降にさせていただきます。

例年、年度の初めに発表している「会長テーマ」ですが、今年度については設定いたしません。RI理事会の方針で、今年から「RI会長テーマ」というものを設置しないで、そのかわりに「会長メッセージ」のもとに世界で同じ目標に向かって行動するということになったようです。そのため、毎年設定されていた「地区スローガン」や「クラブ会長テーマ」といったものも、設定してはいけないというのではないが、設定しないのが望ましいとのことで、今年度は「クラブ会長テーマ」は設けないことにさせていただきます。

前年度末の、前会長エレクトの急遽の辞任に伴って、今年度のRI会長に選出されましたイタリアのフランチェスコ・アレッツォ氏は、前会長エレクトのメッセージをそのまま継承し、「よいことのために手を取り合おう」を「会長メッセージ」とされるそうです。また、小崎 学(こざき まなぶ)ガバナーは「未来へ繋ぐ」ということばを「地区スローガン」ではなく、「地区基本方針」としておられます。劇的に世界が変化している中で、ロータリーの未来をつなげていくためにどうあるべきか、もう一度考えてみなければならないときが来ているという実感が私にもあります。今年度は1年を通して、ロータリーについてみんなで考えてみたいと思います。

昨年度末は、カルガリーで開かれました国際大会に参加してまいりました。詳細の報告は、内田幹事に任せるとして、私の感想をお話させていただきます。観光を兼ねてトランジットで立ち寄ったサンフランシスコやロサンゼルスも含めて、自動運転のタクシーや自動運転の宅配ロボットが市内を動き回っている一方で、思った以上に路上生活者が多く、日本では最近あまり身近に見ない光景でした。貧富の差が大きくて人々の不満も大きいのではないかと思いました。そんな中、開会式ではビル・ゲイツのビデオメッセージやロデオのショーがあったりで、たいへん華やかに行われました。アフリカ諸国からの参加者は若い人が多く、先進諸国のロータリアンは年配の人が多くて、高齢化しているのが手に取るようにわかりました。

桜井ロータリークラブの喫緊の課題は、もちろん会員増強です。昨年度末には9名になっておりましたが、今年度から合流してくださる数名の方々があり、1桁台になるのはかろうじてまぬがれたという状況です。私は、より楽しいクラブにすることを目指して活動していくことが会員増強につながると信じております。

今年度は、創立50周年の記念例会も控えております。成功に向けて、会員の皆さまのなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたしまして、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。