2024-2025
高島ロータリークラブ
今西拓也 会長
新年度を迎えて
2024-2025年度
高島ロータリークラブ
会長 今西 拓也
2024-2025年度の高島ロータリークラブ第48代会長を務めさせていただくことになりました今西拓也でございます。会長を務めるには、体が大きいだけで、器も気も小さく、いい加減なところもあり、皆様には不安や不満な点も出てくるとは思いますが、この一年、皆様のご協力によりまして、会長職が全うできるよう一生懸命努めて参りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
さて、今年度のRI会長は、ステァニー・A・アーチックというアメリカの女性で、パキスタンでは現在も脅威となっているポリオを根絶したいと強く思っておられます。
また、ロータリアンが減少傾向にあったり、活発に活動できていないクラブにおいては、クラブをより良くするために必要な事を検討し、多様性と公平さを持ち、一人一人が能力を発揮できる場として、帰属意識を強く持てるクラブにしてほしいとのことです。そして、彼女の最優先事項の一つとして、世界平和の構築があり、今もなお続く紛争の終結と防止に取り組みたいということで、各ロータリアンは平和を推進するために、まず「四つのテスト」をただ暗唱するのではなく、真に実践することが必要で、思いやりある行動をとり、他者を助けることに喜びを見いだすことが平和へと繋がると話されました。
今年度のRIテーマは「ロータリーのマジック」です。これは、彼女が数年前にドミニカ共和国で浄水器の設置を手伝っていた時、汚れた水が浄水器を通ってきれいな水になるのを見た少年が、驚きのあまり「もう一度魔法を見せて」と言いました。もちろん浄水器が魔法ではありません。浄水器を設置するために多くの人の協力があったからこそ出来たことです。私たちは、魔法の杖を振って呪文を唱えるだけで、会員を増やしたり、ポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりする訳ではなく、私たちが事業を行う度に、寄付をする度に、新入会員を迎える度に、それぞれのマジックが生み出される。ということで、「The Magic of Rotary」とされ、「このロータリーのマジックを使って世界を変えていきましょう。」と話されました。
次に、第2650地区のガバナーである中本勝氏は、スローガンに「持続可能なロータリーに!共に学び、共に行動」として、歴代ガバナーの熱き情熱を受け継いで、ロータリーの原点・基本に立ち返り、奉仕と親睦を活動の両輪にして、楽しく有意義な輝きのあるロータリー活動を展開しましょう。ということを言われています。
これらを受け、コロナの縛りもなくなった今年度の高島ロータリークラブとして、当クラブが行う奉仕と親睦活動には、高貴で、高潔性(気高く、汚れなく、人柄が立派で潔いこと)をもったロータリアンとして取り組み、「ロータリーさんのやることは、素晴らしいなぁ~」「さすが高島ロータリークラブや」と言ってもらえる活動・事業を展開して行きたいと思っています。また、テーマを「奉仕=愛が紡ぐより良い未来の創造を」として、メンバーみんなの手を紡いで、高潔な愛と奉仕により、より良い未来を創り出して行ければと思っています。そして、私が大切にしている「今日、私と出会う全ての人がどうか幸せな気持ちになれますように」という言葉により、この一年、愛と奉仕の精神に溢れた例会や事業を行うことにより、メンバーみんなが楽しく、幸せで、有意義な一年となり、より良い未来、より良いクラブを次代へと繋げて行きたいと思っております。
「例会に出れば、親しい人と出会う事が出来、うれしくて、楽しくて、幸せな気持ちになれる。そして、学ぶことも出来るし、自己研鑽の場となるとってもいい時間や」と思ってもらえる例会であり、高島ロータリークラブにしたいと思いますので、この一年皆様のご協力・ご支援・ご指導をどうか宜しくお願いいたします。