謹んで会長就任のご挨拶を申し上げます。
歴史と伝統ある五條ロータリークラブの会長に就任し、身に余る光栄であり、また、大きな功績を残された歴代会長の後を受け、その重責を感じております。
五條ロータリークラブは創立以来、65年もの長きに渡る歴史と伝統の中で「質素にして気品あるクラブ」という変わらぬモットーのもと、地域に根差した様々な奉仕活動を行って参りました。本年は先輩方が築いてこられた歴史を回顧する中で、今を見つめ直し、新たな時代へと踏み出す重要な1年になればと考えます。
本年度のRI 会長であるジェニファー・ジョーンズ氏の言葉に、
「私たちには皆、夢があります。しかし、そのために行動するかどうかを決めるのは私たちです。やさしさ、希望、愛、平和を想像してください。だからこそ、「イマジン ロータリー」がテーマとなります。」と述べられました。世界はいま大きな動きと変化があり、数年先どころか1年先も見通せない時代のように感じます。今求められることは理想のイメージを踏まえた行動の一歩ではないでしょうか。
この数年は新型コロナウィルスの感染拡大により、クラブ運営や奉仕活動に大きな影を落とし変化を余儀なくされました。今もなお、その影響は残っていますが、少しずつ軌道修正を行って参りたいと考えます。あわせて、コロナ禍であっても地域に少しでも貢献できる奉仕活動を実行し、地域と共にあるクラブでありたいと考えます。
また、歴史や伝統を組織として絶やすことなく継続していくためには、今一度クラブの存在意義や価値をより深く認識し、会員全員で増強に取り組み、新しい歴史を築いていく必要があります。「数は力」であります。加えて、自らや地域の可能性を信じ行動できる能動的な人材を一人でも多く入会していただく事で「地域とともにある五條ロータリークラブ」の実現に繋がると確信いたします。
あわせて2023年度に迎える創立65周年を念頭に置き、会員の皆様とのつながりがより深いものとなるよう、よりよいクラブ運営に励んで参ります。
最後に、私は当クラブに入会させていただいて10年程度でございますが、何一つロータリアンらしい行動や活動はできておらず日々反省ばかりです。会員の皆様と共に地域に寄り添う奉仕活動を目指して一年間、精進する所存です。
今後も奉仕の理想に近づきたいと希望しております。何卒諸先輩、会員諸兄のご指導を改めてお願い申し上げ挨拶といたします。 |
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