地元彦根市では、井伊直弼公生誕200年祭を実施しております。11月5日(木)の例会前に井伊直弼公を偲び呈茶を実施しました。直弼公お気に入りの柳の型をつかった和菓子を会員である「いと重菓舗」藤田さんよりご用意いただき、目の前の琵琶湖を眺めながら薄茶を楽しみました。井伊直弼公は文武両道、居合の達人であり和歌や茶道の流派を立ち上げるほどの風流人でありました。井伊直弼公の心にふれる機会として卓話には、井伊家の菩提寺である清凉寺副住職の村瀬行寛様をお迎えし「直弼公と清凉寺」という題でお話しを頂きました。直弼公が13歳から27歳まで清凉寺で禅の修行され、使用された椅子が残されており清凉寺には直弼公の残された空気が息づいており、人間味あふれる直弼公の御心を継承していきたいと語られました。