彦根ロータリークラブ

一般の方向け

未来への架け橋、カロムでつなぐ日越交流プロジェクト

2019年11月25日(月)8時30分より、ベトナム国ソクチャン省AN LAC THON 1 小学校にて「カロム贈呈式」が開催されました。小学校からは校長先生、省から教育部門の代表、彦根RCから本庄会長、本登、青木、松田、小田柿の5名と米山奨学生バオ君が参加しました。「AN LAC THON 1 小学校は、1975年開校、規模は生徒800人(1年生から5年生)、教師43人、クラス数20の学校です。贈呈式には5年生(180人)が学校を代表して臨席されました。式では、校長先生の挨拶、彦根RC本庄会長の挨拶、米山奨学生バオ君の自己紹介、彦根市長からのメッセージの紹介、子供たち代表によるダンスや歌での歓迎、学校で良く行われる行事の紹介として綱引きやライム運び競争などのデモンストレーションが順次行われました。途中から他の学年も交流しとても多くの小学生の見守る中の式典となりました。

引き続き、今回手持ちした6台のカロムを披露、カロムの遊び方を説明し、子供たちが順番にカロム遊びの体験を行いました。ルールブックと少しの説明でしたが、子供たちは遊び方の吞み込みが早く、皆がカロム遊びをとても楽しんでいました。また、同時並行で、スカイプ(インターネットを通じての動画通話)を利用して、彦根市立城東小学校の子供たちとベトナムの子供たちが、いろいろな質問を投げ合って国際交流を行いました。ベトナムでは、取り分け子供たちの歓迎ぶりは顕著で、彦根RCのメンバーはサイン攻めにあい皆が大汗をかきながらその要望に応えていました。式典は11時に終了し、ベトナム現地での大役を果たした彦根RC参加者はほっと胸をなでおろすことが出来ました。尚、全日程の中で、バオ君は通訳としての役割でなく、小学校との予定調整などを行い大きな活躍をされました。今回の訪越は、23日(土)日本からベトナム・ハノイへ移動、24日(日)ベトナム・ハノイからカントー(ベトナム南部の都市)へ移動、25日(月)カントーからソクチャンの小学校移動後に式典、カントーからハノイへ移動、26日(火)ハノイから帰国という日程でした。