橿原ロータリークラブ

橿原ロータリークラブ

会長あいさつ

松井大典

2024-25年度
橿原ロータリークラブ

松井 大典 会長

「Love&Peace」

本年度のRI会長ステファニーA.アーチック氏はテーマを「ロータリーのマジック」とされ、我々ロータリークラブの活動が世界中でマジック(魔法)を生み出すことができるとされています。そして平和構築を自身の最優先事項のひとつとされています。
RI会長テーマを受けて2650地区では地区スローガンを「持続可能なロータリーに!共に学び、共に行動」とされました。基本に立ち返り、奉仕と親睦を両輪に輝きのあるロータリー活動の展開を目指すとのことです。
我が橿原ロータリークラブは1957年の設立以来今年度で68年を迎える歴史あるクラブです。会員の年齢構成は30代から80代までと幅広いものとなっています。伝統あるクラブでありながら、入会年数では10年未満の会員が半数以上をしめる若いクラブでもあります。様々な世代、多様な考え方を持った人間が、それぞれの生活のなかで、橿原ロータリークラブを心の拠り所のひとつと感じることができるようにしたいと考えています。それには会員相互の親睦と交流が不可欠です。ロータリーの原点は人と人との良き繋がりであったと思います。諸先輩が長年にわたって築いてこられた良き人間関係や、温かい心のふれあい、思いやり、他者への愛を大切にし、そしてロータリアン同士が公平に、分け隔てなく接し、他人のことを認め尊重することを大切に会員皆様と活動して行きたいと考えています。
また、世界の懸案事項となっているロシア・ウクライナ問題に加えイスラエル・パレスチナの紛争が起こり、世界規模で平和の危機が訪れているように思えます。平和の追求について考える活動にも取り組んでまいりたいと思います。
以上のことから本年度のテーマを「Love&Peace」とし、会員皆様の暖かい愛ある心と平和を希求する精神に期待して進めて参りたいと考えます。
ロータリークラブ活動が会員皆様にとって有意義で楽しいものとなりますよう、ご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。

重点目標

・こどもたちに平和について考える機会を提供する

◎「今こそ平和について考えよう」(奈良の戦争遺跡を訪ねて)【地区補助金申請事業】
日本が日本が経験した第2次世界大戦(太平洋戦争)が終わってまもなく80年を迎えようとしています。戦中、私たちが住む奈良県においては文化財が多くあることもあって、大都市に比較して戦争被害は少なかったかのようにいわれていますが、実際は各地に戦争と関わりのある遺跡が遺されています。
世界のいたるところで紛争が起こり人々の平和な生活が脅かされている状況にある現代こそ、これからの世界を生きていく子どもたちに平和について考えるきっかけとなる体験の機会を設けたいと考えます。
小学生高学年を対象とし、戦争遺跡や自衛隊奈良基地を訪ね、戦争体験に関わる話を聞き、平和と未来について考える学習会を本年度の主たる事業として実施いたします。

 

・会員相互の親睦と交流を大切にする

クラブ会員同士が例会またはそれ以外の会合、同好会活動を通じて親しい関係を築くことは、各会員がクラブに積極的に参加し活動することに繋がります。多様な業種の多様な会員の集まりであるロータリークラブで、それぞれが知識や話題を共有しお互いの興味や趣味を知ることによりクラブ全体の組織力の向上に繋がると考えます。

 

・会員増強に努めます

会員増強委員会を中心としたメンバーの努力により、新入会員が増加しました。しかしながら同時に毎年退会者がある現状です。ロータリークラブにとって会員増強は途絶えることのない目標です。増強に加え退会防止にも繋がるよう新入会員に対して、紹介者はもとより会員全員がきめ細やかな対応・声がけをしてクラブの魅力を伝えていただきたいと思います。

 

・ローターアクトクラブの活性化

橿原ローターアクトクラブは1982年橿原ロータリークラブが創立25周年の年に設立されました。リーダーシップと専門的なスキルを育み、地域の企業リーダーとの交流、意見交換などを通じて職場や学校では学ぶことができないことを経験できる組織として活動しています。
しかしながら、会員減少傾向にあり、2023-24年度では会員6名となり、年度末に2名卒業し4名となります。そのうち3名がロータリークラブ会員の企業からの派遣(推薦)の会員です。ローターアクトクラブ単独での会員増強は大変厳しい状況と考えられます。ついてはロータリー会員の企業からの推薦やロータリアン子弟の入会、インターアクト終了者やローターアクトOB会への働きかけを通じてローターアクトの活性化を図りたいと考えます。

 

・インターシティミーティング(IM)の準備

次年度(2025-26年度)当クラブが2650地区第5組インターシティミーティングのホストクラブとなっています。参加者に満足いただける実り多き大会を運営できるよう、本年度からIM準備委員会を設置し、時間をかけて綿密な計画と準備を行います。