2024-25年度
京都ロータリークラブ
市川 誠 会長
不易流行
会 長 市川 誠
この度、栄えある京都ロータリークラブの、100代目という素晴らしい節目の会長を努めさせていただきます市川誠です。浅学非才の身ではございますがこの1年間精一杯努めさせていただく所存でございます。皆様のご支援を宜しく願い申します。
ご存知のように来年の10月に我らが京都ロータリークラブは創立100周年を迎えます。
創立100周年を迎えるに当たり本年度はまず100年の歩みをロータリー歴70年の千玄室大宗匠様から4回にわたり卓話でお話を伺いして諸先輩方が営々と築き上げられたご苦労を学び、京都クラブの「伝統と格式」が創られた由来を理解したいと思います。
ところで国際ロータリーの潮流は出席の義務を強くは求めない、入会規定も職業人でなくても入会を認めると大きく変化しているのが現状です。
しかしロータリーの原点は自らが職業人としての奉仕活動を行い、例会出席を通しての会員相互の理解促進を図る事であります。国際ロータリーの潮流とは逆行するかもしれませんが、マザークラブである京都クラブはこれからも先輩達が歩んだように、常にロータリー理念の本質を問い直し、例会出席を重んじ、会員相互の理解と友情で奉仕活動を行う道を力強く歩むべきであると考えています。
京都R.C.は日本で5番目に設立され、第2650地区の95クラブ全てが我々と繋がっておられます。言い換えれば95クラブの皆様が我々の行動を見守っておられます。我々京都ロータリアンは永年にわたり築き上げられた「伝統と格式」を未来に繋ぐために、マザークラブである京都クラブ会員としての自覚を持った行動をしなければなりません。
今年は、まず1番目は素晴らしい会員の仲間との交流を楽しむ「エンジョイ・ロータリー」、続いて2番目に100年の歴史を学びながらロータリー精神を再考する「不易流行」の年にしていただきたいと希望いたします。私自身も会員皆様のご支援を賜りながら、この1年を全力で頑張る所存でございます。皆様の力強いご支援を宜しくお願い申し上げます。