感謝の歯車
会 長 長谷川 忠夫
創立してより間もなく100年という歴史と伝統に培われた京都ロータリー クラブ第98代会長を拝命致し、誠に栄えあることと有難く存じております。 会員の皆様のご指導とご協力を頂きながら1年間 京都ロータリークラブの運営と発展に尽力致す所存です。何卒、宜しくお願い申し上げます。
2022-23年度 初の女性会長に就任されたジェニファーE.ジョーンズR.I.会長は、「イマジン ロータリー ―Imagine Rotary― 」をテーマとして掲げられ、 テーマ講演に於いて、世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その 実現のためにロータリーの力とつながりを生かすよう呼びかけられました。 そして、テーマの「イマジン」は未来を描くことと締め括られました。
これを受けてR.I.第2650地区 尾賀康裕ガバナーは「感動、感激、そして感謝」というスローガンを掲げられました。メンバー各々が自分の居場所を通じて奉仕を実践し、感動、感激、そして感謝いっぱいの楽しいライフストーリーを作っていきましょう、と呼び掛けておられます。
私にとっての居場所とは この伝統ある京都の地にほかならず、永年 仕事や 生活をさせていただき、京都ロータリークラブに入会させて頂いたことで多くの掛け 替えのない先輩と友を得ることが出来ました。先ずはそのことに心から 感謝を 申し上げます。また、自らを取り巻く全てのことへの感謝の気持ちは、人と人が交わすことでより深く大きくなり、歯車を回す力となります。そして、歯車は人々の親睦を生み、互いを思いやる心で協力することにより奉仕活動へ 繋がります。これらの想いを込めて、今年度のクラブテーマを「感謝の歯車」とさせて頂きました。
歯車は噛み合うことにより回ります。一人一人の感謝から生まれた歯車が噛み合い、大きな力となり、その力は奉仕への行動を生み、その行動は歯車を回す力へと連動します。R.I.会長、ガバナーの呼びかけに応じ、そのような展開を想像してください。そして、実現した時の感動、感激を味わってください。
ロータリーソングの「奉仕の理想」にある「望むは世界の久遠の平和 めぐる歯車いや輝きて」の歌詞に倣い、世界の平和を切望し輝かしい歯車を回したいと思います。
今年度1年間、歯車を輝かせるお力添えを賜りますよう、ご協力の程お願い 申し上げます。