2022-2023年度
京都平安ロータリークラブ会長
岡本 繁夫/Shigeo Okamoto
会長テーマ:「友と 集える ことは 奇跡」~Gathering with friends is miracle~
会長の岡本繁夫です。
つい先日、開催されました当クラブの設立 20 周年記念会には
市内クラブの会長幹事様に多数お越しいただき、おかげさまで無事に周年を祝うことが
できました。 私は当クラブ設立の際のチャーター会員で、数年後には会長職を務めてお
り、 2 度目の会長となります。 設立時は夜間例会は珍しく、日中、仕事を抜けにくい会
員のための場を作るというのが設立趣意の一つでありました。 子クラブを創設するとい
う事業は大変なことで、しかもロータリーの何たるかも 知らない会員ばかりの船出でし
たから、実例の数々を笑って許していただきました親クラブである西北ロータリークラ
ブ様の熱情と懐の深さには頭が下がります。この場を借りてお礼申し上げます。ありが
とうございます。
さて、夜間例会に始まった当クラブは、その後の会員諸兄の改良改変で、例会を月2回
とするクラブとなっております。 本年度、尾賀ガバナーは、新会長幹事対象の懇親会
で、アメリカでの研修に行かれた際に国際ロータリーの新会長から「出席率にこだわる
な」という方針が打ち出されたとお話しされました。クラブ内の親睦こそがロー タリー
の命である、と。 くしくも国際ロータリーの会長は、 100 年以上の歴史初めての女性で
す。 その彼女のテーマは「イマジン」。 想 像しなさいということで、とても深い言葉で
す。
ポールハリスがロータリーを始めた動機は、ビジネスで金金ばかりの世の中に嫌気が
差して、もっと人間的なつながりをもつ同志を集めたかったということでした 。 今、世
の中はコロナに始まり、死に絶えたかと思った独裁、強権国家が、その迅速性を武器に
再び台頭し、独裁者の指一つに世界の運命が握られているという時期を迎えています。
平和に穏やかにと世界の人類が念じていても、そうはならない世の中で、影響力を持つ
ロータリークラブの会員諸氏の方向性を保つことはとても大切になっていると思って
います。
当クラブでも、ウクライナとシリアからの難民支援を本年の事業として数人に給付金
等の支給をしております。少人数のクラブですので、たいそうなことは出来ませんが、
地区のご援助をよろしくお願いいたします。