当クラブでは、京都府下において日々アート作品の創作に勤しんでおられる障害を持つ方々の励みとなるような作品発表の場を提供すべく、「心の絵」展を主催いたしました。

作家達の描きたいという純粋な衝動から生まれた作品は、規制の価値観や　評価、名声などにとらわれない、自由な心の絵です。そしてその作品の持つ無垢な力は、人々に純粋な感動と力を与えてくれます。

その感動と力で、障がい者と社会がよりしなやかで強い絆で結ばれることをこの展覧会の目的と考えています。

今回で、この企画は最終回を迎えましたが、また形を変えて人を笑顔にできる奉仕活動を始めて行きたいと思います。

 

 

参加５施設から６６名の作家の８７点の作品が集まり、岡崎みやこめっせの会場には４６３名の来場者が訪れました。初回から数えて５回目になる今回は施設側の作品選定やキャプション原稿も順調で、先生方に余分な負担をかけることなく準備ができ、最後に相応しく素晴らしい展覧会になりました。

この５年で培ったご縁は確かに根付いていたのか、最後になった「心の絵」展を惜しんでいただく声も、父兄や先生方からたくさん聞くことができました。