京都洛西ロータリークラブは、2018-19年度青少年奉仕として、家庭環境等の違いから子どもの教育に格差が生じていると言われる現在、様々な理由で満足に教育を受けられない子どもたちへの教育支援を目的に年間奉仕活動を展開しました。
京都府向日市の来迎寺さまが運営される寺子屋に通う子どもたち6名にスポットをあて、卒業後の進路を決定する際の一助となるべく、子ども達に様々な職業体験の機会を提供することになり、指導役には、クラブ会員とクラブ提唱の京都洛西ローターアクトクラブ会員の協力を仰ぎ、できるだけ多くの会員が関われるように工夫をしました。
また、学校でパソコンを使った授業にスムーズに入っていけるよう、ノートパソコン3台とプリンターを寺子屋に寄贈し、その操作方法の指導にもあたりました。 会員による支援活動は、料理教室でにしん茄子の和食料理に挑戦、茶道教室で和菓子作りとお点前体験、生け花教室では会員手植えの花々で生け花体験等々多岐に亘り、年末にはクリスマス会を一緒に楽しみました。最後は京都洛西ローターアクトクラブ会員によるパソコン教室で、寄贈したパソコンを使って卒業アルバムを制作して体験授業を締めくくりました。
子どもたちは、こうした支援活動において、パソコンだけではなく様々な職業を体験できたことで、知り得なかったそれぞれの仕事の楽しさ、難しさを体感し、自らの将来を考えるきっかけとなったのではないか思います。