京都洛西ロータリークラブ

2022-23年度 尾賀康裕ガバナー【ガバナー賞応募事業】

未来へのハーモニー~響生(きょうせい)~ 京都洛西ロータリークラブ創立40周年記念チャリティーコンサート

プロジェクト名
未来へのハーモニー~響生(きょうせい)~ 京都洛西ロータリークラブ創立40周年記念チャリティーコンサート
実施期間
2023年02月19日〜2023年02月19日
実施場所
京都コンサートホール大ホール
応募部門/事業
感動・感激部門 感謝部門
未来へのハーモニー~響生(きょうせい)~第一部
未来へのハーモニー~響生(きょうせい)~第二部

 

直前リハーサルでの尾賀ガバナーをお迎えして出演者全員の記念撮影

青少年に音楽聴く喜び・音楽ができる喜びを

去る2023年2月19日京都コンサートホール大ホールにて京都洛西ロータリークラブ創立40周年記念チャリティーコンサート 『未来へのハーモニー~響生(きょうせい)~ 』を開催いたしました。
本プロジェクトは、①この3年間、新型コロナの影響で演奏する機会を失った子ども達に対し、多くの観客の前でプロの演奏家と共に演奏するステージを経験する事で、音楽を出来る喜びを感じ、今後の人生において勇気、希望を改めて持って欲しい。②ウクライナからの避難されてきた方々、社会的養護を必要とされる子ども達をご招待し、音楽を聴く楽しみを体験して頂くとともに、ご参加いただいた子ども達が属する施設及びウクライナよりの避難者家族を支援されている団体に寄付をさせていただく。以上を目的に実施いたしました。

また、洛西ロータリークラブ会員に対しては、例会、奉仕活動が制限され共に集う機会が失われた中、合唱を通じて全員で同じ目標に向かってチャレンジする事で、会員同士の絆を改めて強固なものとし、達成感、感動を共有する事を目的に企画立案しました。

当日は1122名(内、出演者315名、来場者数807名)を動員することができ、より大きなインパクトと参加者の基盤を広げ、参加者の積極的なかかわりを促し、ロータリーとしての適応力を高めることができました。

 

出演団体からの感謝

当クラブが提唱している花園高等学校IACは、吹奏楽部を母体とし、音楽を通じた奉仕活動を行なっておりますが、コロナ禍の中で部員も減る中、まともに部活動や演奏活動ができない中、3年間クラブ活動を続けて来た生徒にとっては、京都フィルハーモニー室内合奏団と同じステージに立てた事が、とても思い出深い、貴重な時間になったのではと思います。当日までの練習においても、指揮者の加藤完二監督に直接の指導もいただき、前日のリハーサルでも京都フィルオーケストラの団員の方から個別に指導していただき、IACの学生達からはとても楽しかったと感謝の言葉をいただきました。

また、京都市少年合唱団の子ども達、合唱団YOUTHの学生達も、合唱のステージが制限される中、プロのオーケストラをバックに合唱をすることでさらにステップアップ出来、とても貴重な経験を積ますことができたと指導者の方々から感謝の言葉をいただくことができました。京都市少年合唱団の子ども達、合唱団YOUTHの学生達には、寄付の呼びかけにも参加してもらい、地域社会、世界の問題についての知識と理解を深める機会を提供し、子ども達の歌が社会に奉仕する機会を生み、その品位と価値を認識してもらうことができました。また、今回のコンサート後、当クラブが提唱している京都洛西ロータアクトクラブへの見学並びに入会を希望してくれる学生もおり、本プロジェクトを通じて1名がローターアクトに入会してくれることになりました当日同じステージに立ってくれた合唱団Youthの子ども達との数ヶ月に及ぶ交流を通して、より参加者の積極的なかかわりを促すことができたと思います

寄付の呼びかけを行う京都市立少年合唱団並びに合唱団Youthの団員 出典:京都新聞

招待団体の子ども達からの感謝

こども達からの感謝状

開催当日、会場にて聴衆の皆さまからお預かりした募金を以下の団体に寄付をさせて頂きました。桃山学園(障がい児入所施設)で生活する子ども達からは、感謝の意を表現してくれた手紙をお送りいただきました。京都府母子寡婦福祉連合会からは、各家庭にお米などの食品を寄贈させていただき、後日京都新聞社の記者からの取材と共に、贈呈式を開催して頂き、当日の様子を新聞記事にして頂きました。他、各団体からは寄付に対する謝辞をいただきました。

 

7ヶ月にわたる京都洛西RC会員の練習の積み重ね

京都市少年合唱団OB会合唱団並びに京都洛西RCの合同練習会

今回のプロジェクトでは、京都洛西ロータリークラブの会員が、前日の練習では会員の殆どが参加、当日は会員の9割を超える45名がステージに立つ事ができました。京都洛西RCメンバーにおいては、殆どの会員が中学校以来という合唱にチャレンジする事に多少の戸惑いがあったと思いますが、2022年7月1日より例会終了後1時間、合唱の先生をお呼びし、練習を続けてきました。合唱曲は混声3部、混声4部とし、大変難解な選曲でしたが、7ヶ月余りに及ぶ練習と京都市少年合唱団の子ども達、OB会合唱団の方々との合同練習などを経て徐々に参加意識が高まりました。

多くの出演団体との事業実施、並びに多くの子ども達との関わり、そしてコロナ禍での感染予防や青少年保護など様々なプロセスに配慮しながら、合計1122名を動員できたのも会員の協力の賜物であり、クラブとしての適応力を高めることができたのではないかと思います。

これまで経験のない多くの聴衆の前でステージに立てた喜びはもちろん、当日まで7か月以上にも及ぶ合唱練習というプロセスがあったからこその感動を味わえたと思います。また、クラブソングである、「We are live」を市民の皆さまの前で、オーケストラと共に歌えた事が何より嬉しく、これまで京都洛西RCを支えてきて下さった全ての会員の皆さまへも恩返しが出来たのではと思っております。

入会の浅い会員だけでなく、これまで支えて下さった洛西RCベテラン会員皆さんと共に感動・感激そして、人への感謝の気持ちを味わえたと思います。

コンサートのフィナーレ出演者全員での『花は咲く』の合唱

出演者

京都洛西ロータリークラブ会員、京都市少年合唱団、京都市少年合唱団OB会合唱団、
合唱団Youth、加藤完二(指揮)、津幡泰子(ソプラノ)、京都花園高等学校IAC(吹奏楽部)会員、京都フィルハーモニー室内合奏団、
京都洛西ローターアクトクラブ会員

動員数

出演者315名 来場者数807名 合計1122名

寄付先
  • 京都市国際交流協会 (ウクライナ・キエフ京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク)様
  • 京都新聞社会福祉事業団 様
  • 京都府母子寡婦福祉連合会 様
  • 京都市ひとり親家庭支援センター『ゆめあす』様
  • 京都市はぐくみ局よりご案内
    • 桃山学園・京都聖嬰会・釈迦園・本願寺ウィスタリアガーデン
  • 京都府盲学校
後援(順不同)

京都府・京都市・京都市教育委員会・公益財団法人京都市国際交流協会京都新聞・京都新聞社会福祉事業団・KBS京都・FM京都