奈良県下14ロータリークラブ共同奉仕事業
「子供支援金」事業趣旨
私ども奈良県下にございます14のロータリークラブは、本年度、すべてのクラブによる共同奉仕事業に取り組んでおります。県下全クラブがそろって奉仕活動することは、今までになかったことであると同時に、大きな意義があると考えています。
このたびの「子供支援金」は、2022年最初の共同奉仕事業です。
ご存知のように、児童養護施設に入所していられるのは現在最長で18歳です。入所されている子供達は18歳で巣立ち、社会に出て、進学や就職、その他の社会生活を自ら切り拓いていかなければなりません。巣立ちに際し、養護施設からの支援金やアルバイト等で蓄えた貯金があるとはいえ、生活資金や家賃などの相当な出費に大変苦労されることも実情です。
こうした実情を踏まえ、各クラブ会長らが話し合い、養護施設を巣立つ子供達への一助になればと考えて協力を呼びかけました。結果、全クラブの636名から支援金が集まり、本日、奈良県児童養護施設協議会(会長:岡田悟様)に寄付いたします。なお、今回は飛鳥学院への指定寄付とさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症と今後の社会がどのように変化していくのか予断を許さない状況が続いていますが、私どもは「子どもたちの笑顔が見られますように!」との思いはどんな時代も不変であると信じています。ロータリークラブの奉仕の精神と「子供支援金」の趣旨をご理解いただきますようお願い申し上げます。
<ご参考>
■今回の「子供支援金」について
支援金総額:1,908,000円
協力人員数:636人(奈良県下全ロータリークラブより)
■支援金贈呈式概要
日時:令和4年2月16日(水)
場所:社会福祉法人飛鳥学院 保育所ホール
出席者:桜 井 市 長 松井 正剛 様
奈良県第1グループガバナー補佐 武藤 廣茂 様
奈良県第2グループガバナー補佐 甲村 侑男 様
奈良県児童養護施設協議会 会長 岡田 悟 様
奈良県児童福祉施設連盟 会長 中川雅己 様
社会福祉法人飛鳥学院 理事長 河村 喜太郎 様
奈良県下14クラブ会長様及び幹事様