奈良ロータリークラブ

奈良ロータリークラブ

会長あいさつ

2020-2021年度
奈良ロータリークラブ会長

松山 隆

昨年末に端を発した新型コロナウイルス(COVID-19)による感染拡大の脅威は、世界を震撼させ、ロータリーの行事はことごとく中止、今なお収まる気配がありません。東京オリンピック・パラリンピックさえ延期、世界経済見通しもリーマンショックをはるかに超えるマイナス査定で過去に類を見ない危機に直面しています。今こそ国の垣根を超えて世界が協力して一日も早い収束に向かわなければなりません。収束に向けて日々渾身の努力をされている全世界の方々に敬意を表します。

 

そんな折、昭和27年3月に創設され68年余りの長きにわたり先人および諸先輩により素晴らしい実績を積み上げて来た伝統ある奈良ロータリークラブの第69代の会長を仰せつかりました。まことに持って光栄に感じると同時に身の引き締まる思いでおります。

 

1988年昭和63年10月に奈良ロータリークラブに入会させていただき、本年で32年になります。その間に16年にわたり青少年交換委員会の地区委員に、また地区委員長も3年やらせて頂きました。まさに私のロータリー歴は青少年交換一辺倒であります。お陰で青少年交換を通じ、全国のロータリアン、世界各地のロータリアンやローテックスとのつながりが出来、私の財産にもなっています。地区委員を卒業してからも1年青少年部門のゾーンコーディネーターをやらせて頂きました。プライベートにおいても国際交流のボランティア活動に多く携わってきました。私の経歴は、ロータリーの経験無しでは語れないものになっています。

 

皆様ご存じの通りロータリーは、1905年2月23日にポール・ハリスと言う一人のアメリカ人のビジョンによってシカゴで設立されました。さまざまな分野の職業人が集まって知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場をつくることがハリスの夢でした。設立以来、ロータリーは徐々に人道的奉仕にも活動を広げ、今ではさまざまな職業や文化をもつロータリー会員が日々、さまざまな課題を解決するために草の根の活動や国際的な取り組みを行っています。(「ロータリーの歴史」より抜粋)

 

改めてここにロータリーの使命を掲げます。

 

「ロータリーの使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです。」

 

本年度、国際ロータリー会長はドイツ・ヘルツォークトゥム・ラウエンブルグ・メルン・ロータリークラブ会員のホルガー・クナーク氏であります。テーマは、「ロータリーは機会の扉を開く(Rotary Opens Opportunities)」です。会長のコメントの中に、「ロータリーの成長、特に若い会員の増強は確実に目標の一つです。ロータリーがしかるべき運命を切り開くには常に進化し、特に革命的にならなければなりません。未来に備えるためにはロータリーは変革し続け若者の力を信じなければならないのです。」とあります。

また本年度2650地区ガバナー松原六郎氏の地区運営の方針には「ロータリーの原点に返る」をスローガンに掲げておられます。一見相反するように見えますがそうではなく、伝統と格式のある奈良クラブとしては、諸先輩からの伝統、格式を自覚し維持、踏襲しつつ同時に若いメンバーの活用を進め活力ある奈良クラブを作って行きたいと考えております。

情熱ある責任感のある会員が、経験やスキルを活かして長期的に考え、持続可能な影響を残すような活動を推し進めて行きたいと考えております。

是非会員皆さんのご協力を切にお願い申し上げます。

 

本年度のメイン事業の一つとして「山の辺の道再発見!親子ウォークラリー」を2回に分けて実施する予定でおります。奈良盆地の青垣の山裾を縫うように通じる古道を親子で歩き、奈良の歴史、文化それにまつわる食文化を再認識していただくための企画です。交換学生、留学生も参加しての楽しい活動にしたいと考えております。その他従来から行っている奉仕活動は継続するつもりをしております。また、国際的な活動支援も眼中に入れております。走りながら新しい奉仕活動が浮かびましたらその都度臨機応変に実施する所存でおります。

 

ロータリーは何と言っても親睦が中心です。親睦とお互いの信頼があってこその奉仕活動です。奈良ロータリークラブの会員間にて、年齢の隔てなく日々親睦を図り会員各人の和を大切に考えていく所存です。

加齢とともに耳が遠くなり、痴呆も見え始め身体的にもおぼつかない私ですが、皆さんのご支援のもと一年間、精一杯頑張って職務を果たしていきたいと思っておりますので是非ともよろしくご協力お願い申し上げます。