鯖江ロータリークラブ

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鯖江ロータリークラブ・第2782回例会卓話/丹南ケーブルテレビ(株)常務取締役 吉田登喜男様/「丹南と百済文化」

鯖江ロータリークラブ、12月9日〈金〉第2782回例会卓話には、丹南ケーブルテレビ(株)常務取締役 吉田 登喜男様をお迎えして「丹南と百済文化」のテーマでお話しいただきました。

同氏は、ユネスコ世界文化遺産都市「百済・扶余」広報大使。また映画制作にも関わり、「つむぐもの」( 主演・石倉三郎)「HANA~ ひとつ」( 主演・南沢 奈央)などの企画、プロデュースを行われるなど、大変、芸術・文化にご造詣が深い方です。

同ケーブルテレビ様では「地域貢献事業」の一環として『韓国/百済との交流』の活動に取り組まれていますが、その起こりは地域の歴史とのこと。丹南は、1500年の歴史を誇る和紙や漆器の他、打ち刃物、焼物そして越前箪笥、木工や織物などがあり、世界でも稀な伝統産業の集積地ですが、丹南ケーブルテレビ様では、これら伝統産業の技術や知識がいつ頃、どこからどのようにしてもたらされたのかを番組制作を通して検証してこられたそうです。その結果「当時、韓半島にあった『百済』からの所謂、 渡来文化であるとの研究結果を得られたそうです。それから百済との交流を深められるとともに、昨年からは、2年続けて丹南地域と百済の地を舞台にした映画を製作されています。

同社では今後、映画というカタチで全国のケーブルテレビに特番として放送を依頼し、丹南と百済の文化をアピールされるとのこと。また丹南地域での上映会も重ねられ、伝統産業を通して地域の素晴ら しさを発信されたいとのことでした。

今回の卓話もとても興味深いお話ばかりで貴重な学びの機会ともなりました。吉田様、お忙しい中ありがとうございました。今後ますますのご活躍を心からお祈り申し上げます

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