鯖江ロータリークラブでは8月27日~9月8日「スポーツを通じて障がいのある人もない人も幸せに暮らせる共生社会づくりを~障がいをもつ子どもたちとのスポーツ吹矢~」をテーマに奉仕事業を行いました。
今年は福井県で国体・障スポが開催中。当クラブの地元鯖江市においても「なぎなた」「体操」などの競技のほか、デモンストレーションスポーツとして健常者と障がい児による「スポーツ吹矢」大会が実施されました。
この「スポーツ吹矢」は腹式呼吸を用いて、子どもから大人まで、健常者・障がい者を問わずに楽しめるスポーツ。
昨年、市内学校の特別支援学級の子どもらがスポ-ツ吹矢体験をしたところ、子どもらが楽しくかつ真剣に取り組む様子にふれた、鯖江市育友会(特別支援教室児童生徒の保護者と教師の会)から、国体デモスポでのスポーツ吹矢競技会に参加したいという希望もあり、鯖江市育友会の部の開催が決定しました。
こうした経緯の中、当クラブではスポーツを通じて障がいのある人もない人も幸せに暮らせる共生社会づくりに寄与したいとの思いで今回の事業を実施しました。
具体的には次のようなことを行いました。
①「スポーツ吹矢」競技体験
8月27日(月)於鯖江中学校
鯖江市スポーツ吹き矢協会様のご指導のもと、競技の基礎、得られる効果など実技体験も交えて学ぴました。
②鯖江市育友会へのスポーツ吹矢用具寄贈式
8月28日(火)鯖江市鳥羽小学校
・寄贈物品 小学校用吹矢用具一式12セット、
中学校用吹矢用具一式3セット
③特別支援教育などについての勉強会
8月28日(火)於惜陰小学校
島田千晶教諭(惜陰小)から、特別支援学級で学ぶ子供たちの様子や現状、教育現場の課題、教育上のスポーツ吹矢への期待などをご説明いただくとともに質疑応答、意見交換など行いました。
④福井しあわせ元気国体デモスポ「スポーツ吹矢競技会」鯖江市育友会部門当日支援
9月8日(土)於鯖江市総合体育館
大会運営をスタッフとしてお手伝い。競技中の旗合図・得点係や道具の清掃回収係、そして児童の誘導・整列、点数の集計、表彰式のプレゼンターなどを務めるとともに出場の児童らと交流しました。
※なお吹き矢セット寄贈および大会当日支援は、鯖江ライオンズクラブ様、鯖江王山ライオンズクラブ様と協働にて実施しました。
☆大会後の吹き矢用具の活用について
今回寄贈した吹き矢一式15セットは、9/8大会使用後、市内15の小中学校において、今後持続して、これからの特別支援教育ならびに当該児童生徒らの育成の為に活用されていきます。
この事業実施に当たり大変お世話になりました関係各位に心からお礼申し上げます。