鯖江ロータリークラブ

お知らせ

「奇跡の湖 水月湖の「年稿」」鯖江ロータリークラブ2月14日例会卓話

鯖江ロータリークラブ2月14日例会には、福井県自然環境課 県年縞博物館学芸員 北川 淳子様をお迎えして「奇跡の湖 水月湖の「年稿」」のテーマでお話をいただきました。

この年縞は、長い時間をかけて湖の底などに積もり積もった泥のシマシマのこと。
県の年縞博物館がある福井県若狭町の景勝地、三方五湖の一つ、水月湖の底から世界のどこにもない、ありえないほど完璧な7万年分もの年縞が採取されたそうです。その長さは45メートルも。それが水月湖が「奇跡の湖」と呼ばれるゆえんとのことです。

この水月湖の年縞は1年の欠けもないことから、歴史の年代決定のための国際標準の「ものさし」に採用され、世界の歴史研究 に大きな貢献をしているそうです。
その「ものさし」によって、福井県の水月湖は世界に広く知られるようになったとのことです。

2018年9月にオープンした年縞博物館は「年縞」を通じてその永遠のテーマを見て感じることのできる世界初の博物館。45mの実物展示のほか、体験しながら学ぶことができるコーナーも充実しているそうです。

「湖に秘められた太古のロマン」、私はまだ見学したことがないので、ぜひ行ってみたいと思います。
北川様、大変お忙しい中、誠にありがとうございました。今後のますますのご活躍と同館のご発展をご祈念いたします。