鯖江ロータリークラブでは7月2日(金)に新年度初めての例会を開催。帰山明朗会長、佐野直美幹事による新体制がスタートしました。例会では野中直前会長より帰山新会長へ、瀧ヶ花前幹事より佐野新幹事へのバッジの引継ぎも行われ、会長方針が発表されました。
会長よりご挨拶
「元気に~いま、私にできることを~」 2021~2022年度会長 帰山 明朗
【基本方針】
南米アンデス地方の先住民に伝わる「ハチドリの一滴(ひとしずく)」というお話があります。
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり、
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います。
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
※「ハチドリのひとしずく」辻 信一監修より引用
地球温暖化、戦争、飢餓、貧困・・・。私たちの生きる世界は深刻な問題でいっぱいです。そして新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの生活に大きな負の影響をもたらし続けており、ともすると無力感に苛まれそうにもなります。今、大きな問題は「自分にできることは何もない」とあきらめを感じ、その歩みをとめてしまうことではと感じます。
こうした無力感やあきらめなど吹き飛ばして、いま、私にできること、クラブにできることから改めて行動を始めていきたいです。
マザーテレサの「私たちには大きなことはできません。ただ、小さなことを大きな愛を持ってするだけです」という言葉があります。いま、改めて小さな一歩から大きな思いを持ち未来へと向かいたいです。
そうした思いで、会員の皆さん手を携え、こんなときこそ元気よく!こんなときでも元気よく!なにがなんでも元気よく!楽しく!活動して、自身を家族を会社を地域社会を“みんなの人生を豊かにするために”進んで行きたいです。
皆様には一年間大変お世話になりますが、ご指導とお力添えをよろしくお願いいたします。
【活動方針】
- 「新型コロナウイルス対策は安全第一で最善を尽くします」 自身の健康・家族の健康・仕事(会社)の健康の三つの健康を守ることを第一にクラブ諸活動においても感染防止に工夫して取り組みます。
- 「親睦と奉仕の充実を図ります」 ロータリークラブが培ってきた「奉仕と親睦」「例会出席」を重んじ、“ロータリーの基本を大切に、活力と輝き”あるクラブを目指します。
- 「ロータリーの仲間を増やします」 素晴らしい伝統と歴史、魅力を新しい仲間に知ってもらい共に活動できる友を増やして行きたいと思います。