鯖江ロータリークラブ、2月24日〈金〉第2792回例会卓話には、(一社)福井県眼鏡協会 会長 竹内 良造様をお迎えして、「鯖江のめがねの生い立ち」のテーマでお話しいただきました。
お話からメガネの歴史について一部触れますと、1551年、鉄砲を伝えたとされるイエズス会の宣教師、フランシスコ・ザビエル氏が長崎出島にめがねを伝え、1600年頃、徳川家康に献上されたのが日本におけるめがねの歴史の始まり。最初にめがねが作られたのは、長崎県と言われ、材料が多く輸入されていたことが要因。その後、多くのめがねを制作する「鏡師」が登場し、それが東京(江戸)から大阪に伝わった。鯖江の歴史は、1905年増永五左衛門氏が、大阪から職人を鯖江に招き、作り始めたのがきっかけとされているとのこと。それから現在に至るまでのメガネ産地鯖江の取組や現状などについて、モノづくりの現場からの大変貴重なお話を聞かせていただきました。
竹内様、大変お忙しい中ありがとうございました。今後ますますのご活躍と産地のご発展を心からお祈り申し上げます。