先日はお招きいただきありがとうございました。
卓話では社会問題にもなっているパワーハラスメントを中心に、職場でのハラスメントについてお話しさせていただきました。
ハラスメント問題は単なる職場内でのもめごとではなく、会社の経営にも影響与える大問題に発展しかねません。
加害者側に相手を傷つけたりいじめたいという意図がなかったとしても、被害を受けた側が不快に感じた場合はハラスメントが成立する可能性があります。
加害者側は「そのようなつもりはなかった」とか「相手のことを思っての指導」という認識であったとしても、そのような言い分は通用しません。
職場でハラスメント問題を発生させないためには、予防対策を講じることが重要です。まずは、企業がハラスメントに対する方針や社内規定について、従業員に積極的に周知することが重要です。
企業の代表者からハラスメントは全従業員が取り組まなければならない重要な課題であると発信し、行為者には厳正に対処する方針であることを周知することで、従業員のハラスメントに対する意識も高まり予防につながることが期待できます。
職場でのハラスメントを防止するために、正しい知識を職場全体で共有できるよう、ハラスメント防止の研修を行うなどの対策が不可欠です。
みなさまの職場でのハラスメント対策に少しでも参考となりましたら幸いです。