2017年11月11日(土)~12日(日)
神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて
参加人数:ロータリアン18名 学友40名(うち10名はロータリアン)合計約58名
※当地区:地区会員増強拡大・学友委員会より 岡嵜正司委員長、奥 敏郎副委員長
ロータリーフェローズ2650より 幹事 永井政樹、副幹事 吉岡 毅
そもそも「日本ロータリー学友会」は、全国の財団学友会の集まりであり、我々ロータリーフェローズ2650のような新しい定義の「学友会」とは違う認識にある。
◇RI学友担当職員のビル リンツ氏より
「最近の世界の学友事情」についての講演がありました。
学友の定義が変更になった旨、報告と内容紹介…ロータリーフェローズ2650は新しい定義の学友で認証を受けている。
→実際は「学友」と称して活動している会も、RIの認証を受けていないところも多く、再確認がありました。
◇ロータリーの6つの重点分野の紹介と活躍の学友の紹介
【平和と紛争予防 / 紛争解決・疾病予防と治療・水と衛生設備・母子の健康・基本的教育と識字率向上・経済と地域社会の発展】
しかし、課題としては今までの国際親善奨学生ではなく、グローバル補助金及び地区補助金になってから音楽、芸術分野での奨学生を出すことが困難になっている現状があるようです。
◇NPO法人FutureCode 大類隼人氏の講演・・・兵庫の財団学友で国際医療支援活動をされている
◇テーブルディスカッション・・・各地区の学友の問題点等を話し合い
各地区の活動としては、出発前のオリエンテーションと帰国報告会のみを行っている地区が大半で、それ以外の地区独自の活動をしているところは極めて少数でした。
→財団奨学生だけでは成り立っていない地区が多い(人数不足、アクティブなメンバーが少ない、学友に対しての理解)
→会長は年配者が多い(若い人が入りにくい、財団以外に対しては蚊帳の外である、考え方が非常に古い)
→名簿の管理問題(もはや住所管理は限界があり、特に地方から大都市や海外への流出で後追いができてない)
北海道、福岡、大阪、兵庫は新しい定義での学友にする方針ではある(こちらはロータリアン及びメンバーが比較的若く熱心である)
日本ロータリー学友会は日本ロータリー財団学友会へ名称変更をしてもらうか、新しい定義の「学友会」として再出発して新しい風を入れる必要があると非常に感じました。
夜の懇親会では、学友であるピアニストとオペラ歌手の方にピアノに合わせて歌を披露して頂いたが、この枠だけでは勿体なく、今後もロータリーの活動として是非とも招待し、活躍の場を広げて欲しいと実感し、とても良いものでした。
◇全体的にまとめ
「日本ロータリー学友会」の正会員は、全国の財団学友会*の会長と幹事、その他の個人会員として各地区の財団学友会の元会長・幹事の方。詳細は会則を参照。(その総会だったが、この正会員の出席はごくごくわずかと思われる。また*の財団学友会とは、RI側に認定されていることが条件。)
この日本ロータリー学友会の開催は、東京2年度→地方、の繰り返しで開催され、今回は2680地区にて開催された。
財団学友一人ひとり本当にみなさん素晴らしく、お話しをすると、非常に楽しく経験を聞くことができました。今後のフェローズの活動としても、せっかくの財団学友もしっかりとフォローしていくことも重要だと思いました。
我々フェローズだけでは無く、ロータリーとしても刺激があり、財団に興味が無いロータリアンにも、財団によって理解をして頂くには、財団学友はもっと活発に活動する必要があり、その手助けは担当委員会及びフェローズが重要な役割を担っていることも理解致しました。
2日目の午後は、ホテルより約30分 明石海峡大橋を渡り、淡路サービスエリアまでバスで移動しました。天気も良く、明石海峡大橋を綺麗に望むことができました。
今回2日間に渡り、一緒に参加することで、本当に色々な人の話を聞くことができ、交流を深められました。今後の活動に必ず役に立つと実感しました。